舞い堕ちた少女と流星ボーイ～第2章～ (ページ8)

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舞い上がって52 ページ8

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福『サッカー協会に忍び込む？』

春「はい！だってネット上のデータベースに記録がないんですよ！おかしいじゃないですか！？

それにAさんも久遠監督のこと気になりますよね？！」

福『気になるけど...。』

しばらくするとカウンターの女性に見つかったが、

女性「あら..あなたの制服は雷門の...

それにあなた..Aさん？！

黒山中の！！本物！？」

福『.....本物です。』

女性「ｷｧｧｱ！！可愛い！！

いいわ、こっちよ！！」

春.福「ありがとうございます！」

こうして私達は特別に部屋に入れてもらうことができた。

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円「えぇ！？

久遠監督がサッカー部を潰した！？」

春「間違いありません。ねっ！Aさん！！」

一同が私を見る。

福『うん。間違いないよ。』

春「それで＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」

と春奈ちゃんは先程の資料のことを話した。

春「＿＿＿“久遠道也は呪われた監督”だって.....。」

呪いとか.....“真実”でもないことをすぐ真に受けるよね。

このチームは。

“真実”は“自分”しか知らないのに。

“嘘”かもしれないのに。

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ー朝ー

壁山君が来ていなく心配になったので少し様子を見に行くことにした。

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ノックはせずに部屋に入ると既に着替えている壁山君がベッドの上に居た。

福『ねぇ、壁山君。』

壁「？！福寿さん！？」

福『Aでいいよ。

それよりさ、早く来ないと練習始まるよ？』

壁「で、でも....！」

福『監督の言葉が原因なんだよね？でも1つ言っていい？

君の代わりは誰にもできないよ。

監督の言葉には意味があると思うんだ。』

そう言い残し私は部屋を後にする。

円「Aじゃないか！

どうした？こんなところで？」

福『ぇっと....、わ、忘れ物しちゃって！
先戻ってるね！！』

円「おう！」

円堂君がここに居るってことは彼も壁山君のところに行くのだろう。

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しばらくすると壁山君と円堂君は戻ってきた。

壁山君はめげずに何度も挑戦していた。

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ー夜ー

組み合わせが発表され地区予選1回目は優勝候補オーストラリア代表、ビッグウェイブに決まった。

試合は二日後。

なのに、

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全-久「練習禁止！？」

と言う指示が出た。

監督の考えていること....よく分かんないよ。