舞い堕ちた少女と流星ボーイ～第2章～ (ページ46)

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舞い上がって87 ページ46

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春奈side

Aさん。

私今笑えているでしょうか？

私はとても悲しいです。

Aさんが過去のことを覚えていなくても辛かったことにかわりありませんよね？

だったらもっと頼ってくださいよ。

悩みや相談事を打ち明けたっていいじゃありませんか。

その時は一緒に側に居ますから。

私だけじゃなくて仲間達も。

Aさんはちょっと冷めた印象がありますが本当は優しくて暖かい人なんです。

貴女の言葉一つ一つに私達はどれだけ励まされてきたことか。

だから次は私達の番です。

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福『春奈ちゃん。
大丈夫？飛行機酔った？』

春「いえ！大丈夫ですよ！」

福『そう？』

春「はい！もうすぐで着きますね♪」

福『うん。』

ほら、貴女は人の事を良く見てる。

私の方こそ心配かけちゃった。

だから私は臆病なんだ。