舞い堕ちた少女と流星ボーイ～第2章～ (ページ44)

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舞い上がって85 ページ44

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福寿side

二人と別れてから数分。

迷いながらもなんとか無事空港に到着できた。

と思ったんだけど雰囲気超悪くないか？

この雰囲気に私が耐えられるとでも？

.....いや、無理だなwww.

雰囲気悪い原因が私だったらもう何喋っていいのかわかんねぇーぞ？

ってあれは...ピンクの坊主の人と皇帝ペンギン1号打った人じゃん。

彼らが吹雪君とリュウジの代わりかな。

久「全員集合、これより出発する！

...その前に強力な選手を紹介する。」

...嫌な予感しかしない((

円「誰ですか？！」

久「お前らの近くに居るだろう？」

.......あぁ、フラグ回収したわ。

久「福寿A。

お前だ。」

“えぇー！”

と叫ぶ皆。

やっぱり私にサッカーさせる為に私は呼ばれたのか。

つか、絶対鬼道君とか反対するでしょ。

いや、してくれた方が私的には嬉しいけど。

鬼「(不動の言うことが正しければこいつも真・帝国学園の一人になるはずで影山に「一流プレイヤー」と言われたからには凄い選手ってことは間違いないだろう。)」

じろじろ見てくる鬼道君。

うん、絶対なんか考えてるよね。

鬼「でも、福寿が入ってしまったら誰か一人落ちてしまうのでは？」

あ、そういう回りくどい言い方で言うのか。

久「その心配は無い。

福寿は副監督として呼んでいるし、本部の方にも話は伝えてある。」

.....ﾃﾞｽﾖﾈー｡

女子の私が試合に出てもいいんですかね？

“あぁ！！”

と円堂君が声を上げた。

円「俺！Aのポジション分かった！」

...言ったことあったっけ？

円「AのポジションはFWだろ！

あの時のキックは凄かったな～！ほら！不良達の！な、豪炎寺！」

あの時か～！！

FW..

う～ん

まぁ、間違いではないかな。

豪「あぁ、威力、命中率...凄かったな。」

福『どうも。』

ここは照れる場所かもだけどそうはいかない。

なにしろ、私の顔は後悔でいっぱいで埋め尽くされていると思うから。