舞い堕ちた少女と流星ボーイ～第2章～ (ページ43)

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舞い上がって84 ページ43

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響「し、白妙？！なぜここに？」

と響木さんは白妙さんに聞く。

白「.....なぜって？決まっているじゃない。

娘が日本を発つって言うのよ？ここに母親の私が来てもおかしくないわ。」

表情一つ変えずに言う白妙さん。

いや、ちょっと待って、この二人は知り合いなのか？

円「ヒロト..その、白妙さんって言う人って？」

円堂君が聞いてきた。

当たり前か、白妙さんと一緒に来たし。

基「えっと、Aちゃんのお母さんって、」

“えぇー！！”

と驚く皆。

春「お若い！！」

と音無さんが言う。

確かにそうだよね。

だって見た目的にまだ二五～三十代後半だし。

白「！！ありがとう♪

名前は春奈ちゃんよね？

隣は秋ちゃんに冬花ちゃん♪

近くで見ると超可愛い♪♪」

ｷｬｯｷｬｯとはしゃぐマネージャー達を余所に踵を返そうとする白妙さん。

響「どこに行くんだ？

白妙。」

白「やっぱり、そろそろAが来るし、私は帰るわ。

そうそう、今の話はAには言わないでね？

Aはその事を覚えてはいないから。

私が

“消しちゃった”から。」

そう言って本当に白妙さんはその場を後にした。

白妙さんや響木さんがAちゃんの事についてなんか言ってるけど内容知らないのって俺だけだよね？

きっとAちゃんの過去だと思うのに...。

後でAちゃんに聞いてみよう。

春「響木さん！

Aさんのお母さんとはどのようなご関係なんですかっ？！」

それは皆が一番気になっていた事だと思う。

.

響「俺と白妙は＿＿＿＿＿

＿＿中学のときのクラスメイトじゃよ。」

“えぇー！”

本日2回目の“えぇー！”と共に、

福『あー、良かった～間に合って。』

とAちゃんの登場。