舞い上がって82 ページ41
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NOside(空港)
響「Aは＿＿＿＿＿
イギリスと日本のハーフなんだ。」
響木の言葉にどよめきが起きる。
響「だが、あいつに対して差別的行為はやめてほしい。」
.
円「そんなこと俺達はしませんよ！
Aは俺達の大切な仲間なんですから！」
と円堂は暖かく笑っていた。
鬼「響木さん、俺は福寿のことが分かってよかったと思っています。
ですが、あいつには悲しい過去があるのではないですか？」
流石だ。
と笑う響木。
響「そうだな....。
でもその前に不動、お前はどこまでAのことを知ってるんだ？」
と不動を見る一同。
.
.
不「Aがハーフってことは知ってたし、左足を怪我しているってこと、あと＿＿＿＿＿＿＿
.
.
.
＿＿“父親がAの姉を殺 した”ってことぐれぇーかな。」
淡々と述べる不動に対し「そうか」と呟く響木。
の間に入ったのは、
豪「不動。
それは間違っている。」
不「はぁ？！何言ってんだよ？」
豪「Aは俺に『父親と母親が離婚して母親に引き取られたが母親とは3年以上会っていない』
そう言った。」
響「不動の言うことは全部合っている。
大方影山から聞いたのだろう。
豪炎寺のは半分当たりで半分外れ..だな。」
鬼「半分当たりで半分外れ...
不動が合っているなら..
“父親がAの姉を殺 し母親に引き取られたが母親とは3年以上会っていない”
と言うことですか？
..影山との繋がりが気になる...。」
風「じゃあAは豪炎寺に嘘をついた...？」
響「影山との関係は知らないが、その事件が起きたのが10年も前。
.
その時母親がAの記憶を “嘘” に塗り替えれば良いだけの話だ。」
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作者名：ぷぅま | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/puuma04271/
作成日時：2016年8月24日 22時
