舞い堕ちた少女と流星ボーイ～第2章～ (ページ32)

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舞い上がって74 ページ32

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このままだと間違いなく私達は負ける。

実際に仲間割れがおきているから。

不動君のパスが誰にも通らず皆文句を言っている。

いや、不動君は凄いよ。

ベストな位置にパスを出してるし。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿

＿＿＿

ようやくパスが回り虎丸君と豪炎寺君のシュートは.......また失敗かぁ。

やっぱまだ悩んでるよね。

豪炎寺君。

.....ヤバイ本当に...負けるっ！！

早く答えを出せよ！

円堂守！！

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円「分かりました、監督！

俺は大切な事を忘れていました。

それは＿＿＿＿＿

チームを見るってこと！」

やっと見つけたのか。

円堂君の答えが。

円堂君も鬼道君も試合に入り正式に11人揃った。

きっと私の言葉が無くても円堂君の言葉があれば大丈夫でしょ？

だってほら＿＿＿＿＿

円「皆勝ちたくないのか？！」

風丸君は人一倍不動君を睨んでいるけど円堂君は言葉を続ける。

円「不動のプレイはお前達を活かそうとしている！」

円堂君が必死に言うがまだ皆不動君のパスを嫌がらせとか言ってる。

もう不動君が可哀想に思えてくるよ。

パスを嫌がらせ扱いされるなんて。

円「不動のパスを受けてみれば分かる！」

そして試合再開。

不動君がボールをもち、鬼道君にパスを出す。

鬼「！！」

不動君のパスを鬼道君に届きその後も皆不動君のパスが届くようになった。

うん、いい感じ。

そして＿＿鬼道君と不動君が連携しキラーフィールズ(←目金命名)が活躍しそのまま風丸君と壁山君のところまでいき竜巻落とし(←目金命名)のシュートが決まり同点に。

不動君もチームに馴染んだし。

あと1点。

あと1点。

その1点は、と私は“彼ら”の方を見る。

最後は“彼ら”が活躍しないとね。

物語(ストーリー)的に。