舞い堕ちた少女と流星ボーイ～第2章～ (ページ4)

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舞い上がって48 ページ4

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基山side

春「基山さん？！不動さん？！風丸さん？！な、何やって...寝ているAさんに.....！！！」

ぁ。デジャブ。

風丸君の台詞が被ってる...。

風「だぁぁぁああ！！

違うぞ！！音無、俺は違うぞ！？」

春「風丸さんまで！！」

マネージャーの鬼道君の妹、音無さんが青白い顔をして逃げて行った。

未だ布団にくるまっているAちゃんを起こしてもらおうと思ったのに。

布団を剥ぎ取ろうとしてもバカ力で阻止されてしまった。

不「本当に時間ねぇーぞ！！！おい！！A起きろ！！」

体をﾕｻﾕｻするも応答なし。

風「福寿起きろ～！！」

なんだかんだいっても見捨てないところは2人共優しいよね。

ﾁｭﾝﾁｭﾝﾁｭﾝ

これで5回目。

5時55分。

あと、5分....。

と思っていたら、

不「！？うおっ！！」

風「な、何だ！？」

いきなりAちゃんの細い腕が布団の中から出てきてスマホを探してしる様子。

俺はAちゃんの小さい手のひらにスマホを乗せた。

福『あり......がと..う....zzz』

途切れ途切れでまだ夢の中のAちゃんの声。

.

福『......ふぁぁぁ...。』

と起き上がったのはいいけれど、

.

風「～～//服を着ろー！！」

なんと、

Aちゃんはタンクトップにいつも通り長ズボンを右だけ捲っていた。

いや、ズボンはいい。

けど、タンクトップはやめましょう。

.

.

俺の理性崩壊しちゃうから。