舞い堕ちた少女と流星ボーイ～第2章～ (ページ28)

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舞い上がって70 ページ28

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決勝の相手が韓国に決まった。

なんでもそのチームは０－４相手は手も足も出ず圧勝で勝ち上がっているらしい。

久「決勝戦までの三日間はここで練習をしてもらう。」

見るとフィールドが泥のフィールドになっている。

が、

誰もそのフィールドには入ろうとはしなかったが、豪炎寺君がフィールドに入りそれに続いて皆も入る。

泥のせいでドリブルができなかったり泥に顔面ダイブしたり....まぁ、動き辛く大変そうだ。

今私は見てるだけだけど。

副監督って超暇だな。

うん。

まぁ、やってることと言えばマネージャーの仕事の手伝いとか...その他もろもろ。

時間がたつにつれて副監督という役割にも慣れてはきてる。

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そして試合当日。

春奈ちゃんの隣に座り会場に行く途中バスが急に止まった。

見るといつぞやの不良達。

ほんっと懲りないよねー。

ふと飛鷹君を見ると何かを決心したような顔だ。

ヤバイ。

殴りあいとかになると試合に出場停止になってしまう。

唐「飛鷹せ～んぱい、これから大事な試合じゃないですか～♪」

飛「唐須！！」

窓から身を乗り出す飛鷹君。

福『ちょ、飛鷹君！

あまり挑発に乗らない方がいいよ。』

おっと口が滑った。

飛「黙っていてくださいっ！」

福『あ、はい。』

威圧が怖かった←

うん。

今円堂君達が不良相手に「退いてくれ」と説得している。

少し私も心配になり身を乗り出すと、

唐「あっれぇ～！

Aｻﾝも居るんですねぇ。
あの時はどうも～。」

今思う。

身を乗り出さなけりゃ良かった。

と言っても自分の名前を言った時から覚悟はしていた。

特に唐須ってﾎﾞｽっぽい人の顔面にサッカーボール蹴りつけちゃったし。

基「Aちゃん。知り合い？」

福『あんなの知り合いに居てたまるか。

あ。でも、初めて会ったときにボールをｱｲﾂの顔面に蹴りつけたってことで知り合いかな。』←

基「.....そっか。」

鬼「(怖い物知らずとはまさにこの事だな。)」

そんなことをしていると木の影から鈴目？って人が出てきた。

飛鷹君の友達で良い不良達。

その友達さん達が足止めをしてくれ、私達は先を急ぐ。