舞い上がって47 ページ3
・
風「お、お前ら何やって...！！！」
そうだった..。
この部屋のお向かえさんはオカンこと風丸だった。
迂闊だった。
って！！！
不「だぁぁぁああ！！俺はちげぇーよ？！」
風「な、何が違うって言うんだ！！
寝ている女子をお、男二人でっ！！」
何を勘違いしてるんだ。
この男の娘がっ！！
顔赤くしながら言っても説得力ないっつーの！！
基「勘違いしてるよ！風丸君。
俺達はAちゃんを起こそうと.....。」
風「福寿を？」
そう言うやないや風丸は部屋に入って来た。
ﾁｭﾝﾁｭﾝ
やっぱりAのアラーム音だったのか。
ちなみに5分に1回鳴るようにせっとされているが本人は起きない。
アラームの意味とは.....？
風「そう言えば部屋に居たときも鳥鳴いてるなー。と思ったら福寿のアラーム音だったのか。」
基「鳥好きなのかなー？
スマホのキーホルダーにも鳥付いてるし(ｸｽ」
風「本当だなーwww.」
ん？
この鳥どこかで........、
＿＿「見てよ！この鳥可愛いでしょー！！」
＿＿「知らねぇーよ。
俺鳥知らねぇーし。
そろそろ飛行機飛ぶみてーだぞ。」
＿＿「えぇー、つまんないのー。
ってもう飛ぶんだー！
ちなみにこの鳥の名前はね＿＿＿＿＿＿」
.
不「＿＿＿“カワセミ”だ。」
基「ん？どうしたの？不動君。」
風「カワセミって言うのか？」
不「あぁ。こいつの好きな鳥。」
基「よく知ってるね〜！
あ、知り合い？なんだっけ？」
不「まぁ。
そのとき教えてもらった。」
風「じゃあこの鳴き声も、もしかして？」
不「確かカワセミの鳴き声だった気がする。」
基「へぇー。」
ﾁｭﾝﾁｭﾝﾁｭﾝﾁｭﾝ
この鳴き声も4回目。
4回目！？
不「やべぇーぞ？！
もう50分だっ！！」
だけど、
こう言う時こそ
春「.....？！ぎゃ、ぎゃぁぁぁぁぁああああ！！！！！」
悲劇が起こりやすい.....。
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作者名：ぷぅま | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/puuma04271/
作成日時：2016年8月24日 22時
