舞い堕ちた少女と流星ボーイ～第2章～ (ページ18)

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舞い上がって61 ページ18

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響「別の理由があるからですよ。」

響木さんの言葉と共に告げられた虎丸君の過去。

それは、とても悲しいものだった。

チームの活躍を奪う。

確かにそうかもしれない。

チームメイトに嫌われたくない。

だから、彼はサポートをするようになった。

でも＿＿＿＿＿

＿＿それは“自分のサッカー”ができなくなる、と言うこと。

お母さんは気づいてなくてとても悲しんでいた。

でも、虎丸君は気づいていないだけ。

彼の本気のプレイに答えてくれるチームメイトに。

と響木さんは言う。

試合を見ると後半は残り僅かだが守りきることができず２－２。

延長戦になればこっちが不利だっ..！

後半で1点がほしい！！

虎丸君があがりまた豪炎寺君にパ...「ﾄﾞｶﾞｯ！！！」..？！？！

何をしたかと思い見ると豪炎寺君が虎丸君の肩にシュートした。

2人が何やら話ているがこっちには何も聞こえない。

まぁ、豪炎寺君は虎丸君のこと気にかけてたし大丈夫だと思う。

それから、2人の会話は終わり試合を再開すると虎丸君はドリブルであがる。

笑顔で。

宇「タイガードライブ！！！」

ﾊﾞｼｭｯ！！！

ﾋﾟｨｰ

本当のサッカー...見つけたみたい。

虎丸君の活躍もあり私達は決勝戦へと駒を進めた。

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ー会場ー

虎丸side

全ー虎「しょ、小学生！？」

俺が小学生だと分かった瞬間皆さんが驚いた。

Aさんは俺が小学生だと言うことが分かってたし、分かっても驚かなかったのに。

あ！そうだ！後でAさんにお礼を言いに行かないと。

そう思いながら俺はフィールドを出た。