【イナズマイレブン】舞い堕ちた少女と流星ボーイ (ページ9)

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舞い上がって7 ページ9

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基「ぁ。着いたよ。」

福『.....ここ？』

基「うん。」

雷のマークの付いた学校＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿ここが雷門中

基「あれ？」

福『ん？』

ここで間違っていました。

何てのは駄目だよ。

うん。

基「俺は体育館に呼ばれてて.....そしてAちゃんはバレーの試合でしょ？

確か雷門って体育館1つしかないと思ったんだけど.....？」

ぁ。

しまった......！！！

言い訳！！

なんか言い訳！！！

福『えっと.....午後から、そう午後から！！
でも私迷子になるってわかっていたから先に来てたんだ！

ぁ。でも大丈夫！！早くついたら観光しようと思っていたからさ！！』

基「そ、そうだったんだ....。」

福『うん！』

嘘を誤魔化すことはできただろうか...？

いや駄目だな。

私は嘘をつくのが苦手だから。

と言うかそもそも迷子になるってわかっていたって発言ﾄﾞMだよな。

うん。

基「へぇー。

ポジションは？」

.........。

.....。

すみません。分かりません。

バレーは苦手だし！

授業でしかやってないし！！

バレー部なんて私の学校にないし！

私が口ごもっていると＿＿＿＿＿＿

？「ヒロト～！」

救世主あらわる！！

基「あ、緑川だ。
じゃあね。Aちゃん。試合頑張ってね。」

福『うん。』

よかったぁ。

私は膝から崩れかけたが、最後に私に笑顔で手を降って救世主(緑川)と呼ばれた男の子と体育館に向かう姿を私は＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿彼らの背中が見えなくなるまでずっと見送っていた。

.

.

福『.....ごめん。

ヒロト、さっきまでのは嘘だったんだ。

案内ありがとう。』

誰も居ないところで1人私は呟いた。

福『さぁてとどこに行こうかな～。

家に帰...亞杜覇さんに何言われるか分かんないしな.......せっかくの土曜なのに.........

よし、黒山中行くか！！』

そう言い残し私は雷門中を後にした。