【イナズマイレブン】舞い堕ちた少女と流星ボーイ (ページ8)

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舞い上がって6 ページ8

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福『私も雷門に行くんだ。』

基「本当？！じゃあ一緒に行こうか！」

え"

なんかメッチャ喜んでるんだけど....。

まぁ。悪い人じゃ無さそうだし..いっか。

基「そう言えばAちゃんの中学“黒山中”ってさ。」

福『ん？』

基「確かここから3駅で着くところだよね？

最近はバスケ部や陸上部、水泳部が強いとか。」

え？

そうだっけっか？

何であれバスケ部は私が正式に入部した部で陸上、水泳は私が大会のとき助っ人としていた部活なんだけど......。

福『まぁ。そうだと思うよ？』

正直私の学校でもよく分からん。

福『そう言う基山さんの学校は？』

私は敬語が大の苦手だが見知らぬ人しかも迷子の私を助けてくれた人でもあるんだ。

敬語が大の苦手とか言ってられないよな、うん。

基「同い年なんだし“ヒロト”でいいよ(笑)

俺もAちゃんって呼んでるし。」

あぁ。

そうだった。

この人は敬語云々気にしない人だったな。

なら敬語外すか。

福『うん。分かった。』

基「んー。
でも中学は教えたくないなぁ。」

福『そっか。残念。』

ま、正直どうでもいいけど。

基「ところでAちゃんはどうして雷門へ？
もしかして........俺と同じで響木さんに呼ばれて？

あ、ちなみに俺はFWだよー！」

ジャストヒットだよ。

ヒロト。

FWか、私と一緒だ。

なんて、言えないけど。

なぁーんか行きたく無くなっちゃったなぁー。

私は“中途半端”な気持ち。

ヒロトはサッカーに対して“本気”だ。

“中途半端”な人間が“本気”のいる人間のところに行っても、何も

役には立たない。

福『うんうん違う。えっと..バス...バレー部の練習試合なんだ。』

バスケと言いそうになったが絶対に何か言われてしまう。
それはサッカーも同じだから嘘をついた。

でもここで確信はついた。

私が響木さんに呼ばれた理由それは＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿私にサッカーをもう一度させること。