【イナズマイレブン】舞い堕ちた少女と流星ボーイ (ページ46)

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舞い上がって43 ページ46

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福『ふわぁぁ～』

おっと欠伸がでてしまった。

まぁ、無理もないよね。

お風呂に入って眠たいし。

ちなみに今は自室に戻る途中。

なんだけど、

福『(完璧に迷ってしまった...。)』

一人行動は駄目だな。
うん。確実に。

？「Aちゃん！」

ん？

後ろから聞き覚えのある声がした。

福『ぇっと...君は確か...そう、吹雪君！！』

吹「うん。当たり。」

ﾆｺｯと笑う吹雪君。

この笑顔なら女子達がｷｬｰｷｬｰ言うな。

確実に←

福『何か用でも？』

吹「うん。

Aちゃんにお礼を言いたくて。」

福『？私何かしたっけ？』

あれ？

覚えがないぞ？

私の言葉を無視して吹雪君は私の手を握った。

吹「あの時はありがとう！！Aちゃん！！」

またもﾆｺｯと笑う吹雪君。

福『あの時....？私達会ったことあるっけ？』

吹「えぇ？！？！

覚えてないの！？僕達前に会ったことあるのに！」

あったっけ？

でも聞いたことある声だな。とは思っていたけど.....。

吹「ほら！僕..えっと、河川敷でアツヤのことを話して...、

あの時僕の話を聞いてくれたのはAちゃんだと思っていたんだけど...。」

アツヤ...？

＿＿「僕には亡くなった弟..アツヤが居てね。」

＿＿「アツヤがサッカーをしている僕に“消えろ”って言ってくる。」

＿＿「完璧にならなくちゃいけないのに....怖くて...どうしたらいいか分からないんだっ！！」

.

＿＿「1つ言っていい？

君のサッカーは本当のサッカーなの？」

＿＿「ぇ.....？」

.

＿＿「私もう行くね。

あとは君次第で変わる...と思うよ？」

＿＿「ぁ！名前を....！！」

.

＿＿「“またね”」

.

福『あの時の雷門の9番君！？』

吹「うん。

久しぶりAちゃん。」