【イナズマイレブン】舞い堕ちた少女と流星ボーイ (ページ5)

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舞い上がって3 ページ5

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福『.......えっと、こっちを左で..こっちを右でいいのか？』

地図を片手に一人ごとのように呟くこと5分。

一向に中学校が見えてこない。

3駅しか離れてないじゃん！！って突っ込む人手挙げてみな？

この世には私みたいに“方向音痴”と言う人が居るだろう？
しかも私はそれに加えてあまり外出しないしさ。

雷門中に興味がない.......

ってのは嘘かな。

“元”サッカー好き“だった”私はフットボールフロンティアを見ていたからね。

しかも会場で。

それに宇宙人と戦って世界を守っていたし。

すごかったなぁ。

あの“キーパー君。”

確か名前は_____________________

福『円堂君。だったかな？』

あの子のガッツと根性はすごかった。

と言うか雷門中の人達は常に“本気”だった。
円堂君だけじゃなくて。

チームも。

？「円堂君がどうかしたの？」

隣から声がした。

いや。

そんな事はない、筈。
私は家を出たときからここまで1人だった筈だ。

朝からのお化けは駄目だ。

と言うかお化け自体好きじゃない。

嫌いだ。嫌い。大嫌い。

本当に朝からお化けは洒落にならんよ？

と、とにかく、このままでは相手(お化け)に失礼だと思い私は頑張って、そう頑張って隣を見た。

そこには＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

私よりも10cmは身長が高く赤い髪、綺麗な緑の目、落ち着いた雰囲気の男の人が立っていた。