【イナズマイレブン】舞い堕ちた少女と流星ボーイ (ページ13)

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舞い上がって11 ページ13

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福『着いた。やっぱり誰も居ないな。』

私はパーカーを脱ぎまた半袖長ズボン(右足は膝までまくってる。)スタイルになりバスケットボールを手に持つ。

そして鍵を閉める。

この姿を誰かに見られる訳にはいかないから。

さて、さっきの話の続きをしよう。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

日月の噂を耳にして声のした懐かしの体育館に向かった。

案の定日月は力なく倒れて床に倒れて居た。

福「日月？！」

私は日月に近寄った。

「だだ大丈夫？！」

日「......大丈夫よ。
こんなの。さっき階段で転んだだけだから。」

その割りには辛そうな顔をしているじゃん。

日「私は大丈夫。
1週間後の大会に向けて練習しなきゃっ、」

福「大丈夫じゃあ無いでしょ？！」

強く言うと日月はヤレヤレと言った顔で私を見た。

「....Aの言う通りだ、日月。」

日「....そうね。じゃあ、

A。」

福「え？」

日「私の代わりにこのチームに入ってくれないかな？

私は足を治すことに専念するから＿＿＿＿だから、

あなたが私の代わりにこのチームに入って？

それで良いよね？」

福「でも、」

確かに前私は彼女達とここで練習した。

2週間だけ。

日月はキャプテンだ。

信頼も厚いし何より私よりも1年半ここに長く居た。

その1年半を私は彼女達と埋めることは出来ない。

そうだよ。

いくらなんでもそれは＿＿＿＿＿

「そうだね。日月にはいち早く戻ってきてほしい。」

「うん。でもその間のキャプテンって＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」

日「A、お願い出来る？」

福「い、いくらなんでもそれは、」

日「Aはいい目を持っている。

正直私よりもいい司令塔だよ。
私達を15年ぶり優勝導いてくれた人物だ。

どうか、

このチームを頼むよ、A。」

そう言い残し日月は病院に向かった。

任された以上責任を持ってやるしかないだろう。

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福「福寿A！女子バスケ部キャプテンになりました。よろしくお願いします！！」

全ｰ福「よろしくお願いシァース！！」

私が正式に入部した瞬間だった。