21.デレデレすんのやめてください。 ページ22
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仕事は無事成功。
冷雪という攘夷グループを倒すことができた。
めでたしめでたしというはずのところなんですが…
沖田:A〜……
A:………。
沖田:AーAーAー。
返事しないからお仕置きでさァAー。
そう言って私の胸の方へ手を忍ばせる総悟。
A:ふっふっふざけんな!///
私今仕事してんの仕事ォォ!
そうなんだよ私今仕事してんだよ。
お前がバズーカばんばん打つからそれの始末書やってるんですぅー。
いきなり展開とんだと思うんで一回状況、整理してみせよう。←
今までは気まずい仲だった(14話参照。)
そんな中仕事中に告白されまして(自分で言うのなんか恥ずい。)
んで断りまして(…しょうがない。)
普通なら前よりもっと気まずくなってるはずなのに
いつにも増してベタベタな総悟君。
A:離れろ……
沖田:あり?嫌でした?
…んな仔猫みたいな顔しないでよ
A:嫌ですー。史上最高に嫌でしたー。
沖田:………嘘つきやしたね。
アイツから離れようとする私の抵抗は哀しくもすぐに反抗され、
総悟に押し倒される形になった。
…心臓破裂しそうなんですけどォォォ?!
…顔近いし。馬鹿。
沖田:本当は嬉しいんだろィ?
A:そんな訳…ないで、しょ?
目を逸らすのに目を合わさせられる。
「こっち見ろ」彼の真っ直ぐな瞳は、そう訴えているようで思わず見惚れてしまう。
コイツは敵なんだぞ?自分。
沖田:かわいくねーの。
ズキッ。
ストーレートだなぁ…
…私が悪いんだけど傷ついてしまうのは仕方ないよね。
私の上にまたがるようにしていた総悟は私から離れ、態勢を整えた。
A:そんなの知ってますから。
強がってないと私の何かが弾けそうなんだよーだ。
総悟は知らないだろうけど。ってか知らないよね?!
沖田:ホントはまだあのままでいて欲しかったんじゃねーんですかィ?
A:…………そんなんじゃないもん。
拗ねてみる。
どんな反応するかな?
私は、そっぽを向いてうつむくフリをする。
沖田:ふーん……。なら、確かめてやろうかィ。
A:っひゃ?!///
いちいち耳元で囁くな……!!
沖田:少しは黙ってろィ。
俺に体を任せてみろって。
…あ、可愛い声なら聞きてェが。
A:危険すぎて無理だから!変態が!!
総悟が息を耳元に吹きかけてきた。
声なんか出してやんないもん。
てかほんと離れろ!!!
この前のせいであんまり直視できないんだよ…
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神秋 - 頑張ってください応援してますよ (2017年7月26日 15時) (レス) id: 73df93152f (このIDを非表示/違反報告)
マカロン食べたい - イメ画凄い上手いですね! (2016年3月21日 9時) (レス) id: 130281ba09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:由仁(ゆに)* | 作成日時:2013年12月30日 15時