攘夷浪士が恋した相手は真選組隊士【銀魂】

2.変な人の溢れる場所。 ページ3

1話目にしてかっこいいことを言ってみたけど
私の心に芽生えてるのは…ただの野望な訳で。


何をどうすれば達成するのか分からない。


まぁ…取りあえず、
お父さんが生きていた頃働いていたという真選組を目指して歩いているのだが…

辺りを見回せば変な人ばかり。
大丈夫なんだろうか？汗





…歩くこと30分。


さすがの素晴らしい優しい親切なAちゃんでもイライラするもので。


A:うぁあぁぁあもう！！どこなんだよ真選組のこのやろォォォォオ！！！！！

ぎゃーぎゃーと騒ぎながら空き缶やら小石やら人間やら蹴っていると

私のことを同情してくれたのか、
一人の男性が私のところへ駆けつけた。

変な人ばかりじゃないね(ﾉ∀｀)パァァ


？？:誰だ？テメェ……。あんまり人様に迷惑かけるような行為は…
危険だから屯所こい。



ガシッ。

A:えっ？


ちょっちょっちょ？！、
私この人に抱きかかえられてんだけど？！
いや…担がれてるのが正しいか。




A:やめてぇぇぇ！！！！


私の声は、騒がしいこの町の音に
哀しく消されていった。







やっぱり変な人ばっかりだ。

3.真選組探してるんだけど。→←1.幼い女の子に芽生えた野望。

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