朝 “green” ページ6
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side green
※黒くんの性別はお好みで想像してください
「あ、おはよ」
「おはよ〜何作ってんの？」
「え、わかるでしょ味噌汁」
毎朝起きてからのルーティン
これすなわちモーニングルーティン！
同じベッドで眠った北斗は、
俺より少し早く起きていつも朝メシを用意してくれる
基本的には和食、たまにオムレツとかあるけどね
そしてその匂いにつられて起きた俺は、
メシを作る北斗の背中に抱きつく
俺と同じ寝起きのはずなのにあんまり寝癖ないし
いい匂いするしあったかい北斗が大好きだ
「ね、こないだの健康診断結果見た？」
「あーもういいよその話は！」
同じグループ会社に勤務する俺たちは
健康診断も同じタイミングで行っていて、
その結果が先週届いたところだった
「もー怒んないの」
「だって北斗のが俺より２センチでかかったし」
「そんなの別に嬉しくないけどね」
「俺は悔しいの！」
学生時代に陸上で高跳びをしていた北斗は背が高いし足が長い
跳びまくると身長伸びるってよく言うじゃん？バスケとかバレーとか
で、今言った通り俺が１７５センチで北斗が１７７センチ
たった２センチ、されど２センチ
この差が近いようで遠い
「だってさぁ、そもそも北斗は俺より２個上じゃん？で２センチ上で…情けない！かっこ悪いしんちゃん！」
「朝から声でかー…そこだけは慎太郎の圧勝だよ」
…さっきも言ったけど、これはモーニングルーティン
つまりほぼ毎朝行われる会話だ
まあ北斗も適当に流して対処してる
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作者名：ぷりむら
| 作成日時：2021年3月10日 15時
