悪役令嬢サマ死亡エンド回避のためプリキュアに変身するようです！？【実況者】 (ページ45)

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shp side

チーノが勢いよく出ていき、わいは女と二人きりになる。
コイツがプリキュア…？な訳ないやろ。さっきは笑ってもうたけど魔力10%やぞ？

shp「アンタ、調子のんなや。」

『…え？』

shp「チーノは“生徒会”のためにお前をよくしてくれてだけであって、勘違いすんなよ。」

生徒会に話しかけて貰えただけで勘違いする女が沢山いんのに、こんだけよくして貰えたらコイツやって勘違い女になるから忠告しておかんと。
睨み付けながら女に冷たく言うと、元気の言いチーノの声が聞こえた。

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Aside

ショッピ・イロニー。
この世界の攻略対象であり、生徒会の一員。何事にも無関心でめんどくさがり。女が大嫌いであり、女を泣かせる男。
そんな彼と二人っきり。少女漫画なら胸キュン展開ですが空気は最悪でありしかもさっきは睨まれながら何故か説教された。怖い。

ci「助っ人さんと連絡とれて、すぐ来てくれた！！」

『あ、あの…助っ人って言うのは…？』

ci「あ！助っ人はな…

シャオロンさんや！！」

sha「いや、チーノが強引につれてきたんやろ。」

攻略対象が増えてしまった。
しかも、ヒロインとぶつかったときに激怒してた人だし。相手は覚えてないのか？記憶力ゴミやん。
なるべく関わりを減らそうと考えていたのにどんどん攻略対象と遭遇してしまう自分に嫌気がさす。

sha「コイツがプリc((ci「シャオさん！？」

プリ…？まさか、プリキュアだとばれてる…？
さっきもショッピ様が“生徒会”のためとか言ってたし、もしかして…罠？

ci「まぁ、シャオロンさん。ヘルさんに振られて暇でしょう？」

sha「振られてなんかないわ！！」

shp「今日、デートに誘おうとして気合い入れてたのにグルッペンさんたちに取られましたからね～w」

sha「う、うるさいわ！！」

やっぱり、シャオロン様はヘル様(ヒロイン)の事が好きなのであろう。顔を赤く染め、怒っている。

ci「Aさん！！何故ここにシャオロンさんを連れてきたか分かりますか？」

『え？』

ci「シャオロンさんは、生徒会の中でも専用武器や独自魔法に特化している方なんです！何かアドバイスをもらって独自魔法を追求すればAさんもある程度の魔法を使えるようになりますよ！」

『ほ、本当ですか！！よろしくお願いします、シャオロン師匠！！』

sha「え、？し、師匠かぁ～、まぁ、しゃーないからやったるわ！！shp「チョロくて草。」

ここまで関わってしまったからには絶対に今日で箒で空を飛ぶことまでは出来るようになりたい！！

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