悪役令嬢サマ死亡エンド回避のためプリキュアに変身するようです！？【実況者】 (ページ44)

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第3話　レッツラ　魔法レッスン！！ページ44

Aside

『はぁ～～～～！！！マジ神作品じゃん！！』

朝早くから、テッシュ片手に大量の涙を拭く。今、私は今作の映画「プリキュアオールスターズF」を視聴している。
このテレビは優秀なことに映画が何故かテレビで見れてしまう。無料だよ！？神じゃんと思いつつ、ミラクルライトを貰えない悲しさを胸に秘めている今日この頃です。

va「全く、今日は攻略対象さんに魔法を教えてもらう日っちよ？？しっかりしてっち！」

『はわ、… キュアハートの演出好こ。』

va「コイツ、だめだっち。」

マジでネタバレになるから言えないけどとにかくキュアシュプリームは夢女子、夢男子製造機だと思いました((
メタイが主はキュアプリズムちゃん推しの陰キャヲタクなので仲良くしてやって下さい。

『はぁ～、まだ余韻があるけど準備しなきゃな～。』

とりあえず、服装は学校指定のジャージで…。あとは箒と、タオルと色々…小銭くらい持って行こう。
手提げにものを詰めていき、朝ごはんを済ませ練習場に行く。

『相変わらず、ここの設備は何もかもでかいな…。』

本当に学校の施設とは思えないくらいにデカイ練習場。流石乙女ゲーム
何故か今日は人が全くいない。普段はたくさんの生徒が練習に来るはずなのに…。

ci「あ！おはようございます。Aさん。」

『おはようございます。チーノ様、ショッピ様。』

門の前で待っていると元気よくこちらに手を振るチーノ様とだるそうにチーノ様に引っ張られながら来るショッピ様。
助けたのはショッピ様なのに何故チーノ様がこんなに感謝を伝えてくるのかは分からない。

ci「今日は貸しきりにしています！思う存分練習しましょう。」

鍵をあけ、練習場の中に入っていく。
私のためにわざわざ貸しきりにしたから人がいないらしい。生徒会の権力凄いが、こんなことで貸しきりにしてしまうのが少し申し訳ない。
だが、周りの目を気にしなくてすむから気が楽だ。生徒会と関わっていると周りからの目が痛いから。

ci「さっそく、やっていきますよ！まず、魔法には魔力と想像力が問われます。Aさんは、魔力は何%ですか？」

『………………10です。』

ci「………ん！？」

shp「ﾌﾞｯw」

魔力の少なさに驚くチーノ様。
チーノ様なら許すけど気だるげにスマホを見ながら、笑っているのに苛立ちを覚える。

ci「ま…まぁ！練習したりやり方を変えれば出来るようになりますよ！そうですね…助っ人を呼びますので少しお待ち下さい。」

チーノ様はｼｭﾊﾞｯと勢いよくその場から離れ、スマホに耳を傾けた。
……いや、ショッピ様と二人はきつすぎて泣く。誰か、help。