悪役令嬢サマ死亡エンド回避のためプリキュアに変身するようです！？【実況者】 (ページ41)

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sn sid

『あの、しにがみくん。ほっぺ傷ついてるよ…？』

スッと、キュアヴィーナス様のように頬を撫でられる。全く同じような優しい温もり。
僕は、驚きAさんを見る。心配そうな顔が何故かキュアヴィーナス様の顔と重なって見えるように感じた。

sn「…。」

ﾄﾞｷｯ
心臓が大きく1回動いた感じがする。こんなので好きになるのは流石に軽すぎる。多分、推しに似すぎて心臓が慌てているのだろう。

『あ、！治療しましょうか？』

sn「お、お願いします。」

少し赤くなった顔を下げてぎこちなく言う。治療なんて僕の得意技だから自分で出来るけど、何故か考えてもいない言葉が口に出てしまった。
Aさんは薬草で手当てをしてくれる。何故治癒魔法を使わないのだろうか？と疑問に思ったが推しに何故か似てる人に顔が近い状態で治療されているのでそれどころじゃなかった。

『治療終わりました！』

sn「あ、ありがとうございます。」

心臓が騒がしい。よく考えれば瞳の色も髪色も同じ。雰囲気はだいぶ違うけど…。
何なんだろう、何故かキュアヴィーナス様みたい。何処が？と聞かれても分からないけど僕の勘が言っている。

pe「て、もうこんな時間！？帰る準備しないと！！」

時計を見れば、下校時間。僕たちは慌てて帰る準備をする。

『それでは、私はこれで。』

sn「あ、ま、待ってください！」

Aさんが一足先に帰ろうとするのを僕も何故か分からないが引き留めてしまう。

『？』

sn「あ、えっと、連絡先交換しません？そ、それとタメ口で大丈夫ですよ！！」

kr「え、俺たちも～。」

もう、さっきから勝手に言葉が出てしまうが、推しに何故か似てる人の連絡先交換出来たし、タメ口も了承を得た。クロノアさんたちは「年上なのでタメ口は流石に無礼かと…」と断られていたw

sn「来週、クラス発表ですよね？」

『そうでs…そうだね！』

sn「同じクラスだと良いですね！！」

なんだか、気になってしまう。推しとは違うはずなのに何故か似てる。同じクラスになればこの気持ちの正体が分かるかな…？

sn「また、“来週”。」

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大変お待たせしました！！
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お気に入り登録100人以上ありがとうございます。
まさかここまで人気になるとは思いませんでした。

これからも誤字ったり抜けていたり、間違えていたらどんどん言って下さい！感想もお待ちしております。個人的には1話1話が長い気がするんですよね…それなのに内容は薄い。ヴァイくんにまた怒られますw
これからも応援よろしくお願いします。