悪役令嬢サマ死亡エンド回避のためプリキュアに変身するようです！？【実況者】 (ページ36)

今日:105 hit、昨日:104 hit、合計:24,913 hit

〃ページ36

sn sid

ためていたお菓子をきらしてしまい売店に行く。
師団(バトラ)塔を出て少し歩くんだけど僕はいつもゲームを早くしたいからって森のような場所を突っ切って行く。

sn「これくださーい。」

売店のおばぁさん「はいよ。」

師団(バトラ)費を出し支払う。こんなことに使っていいかはよくわからないがいつものことだからなんとも思わない。
ビニール袋いっぱいに入ったお菓子を両手で抱え込み帰って行く。またあの同じショートカットの道へと進む。

……が、まさかこんなことになるなんて思ってもいなかった。

そう、今目の前に僕より遥かにでかい魔物が居た。僕が小さいからでかく見えるだけとかじゃないからね(圧)

魔物「ｳｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ」

sn「うぇぇぇ！？きもっ！！」

魔物なはずなのに何故か僕の言葉が伝わるのか怒りだしカマキリのような大きなカマを僕に降りかざした。
これ、だいぶマジでヤバイやつ…！！僕、戦闘苦手だしどうすればｯ…！逃げなきゃいけない…だけど足がくすんで動かないｯｯ！！

sn「……ｯ！！」

駄目だ。やられてしまう…！！
僕は逃げられずにその場で無意味な守りの姿勢をとった。誰か…！！助けてｯｯ！！

pe「しにがみ！！！」

いつもの慣れ親しんだ声…ぺいんとさんだ！！！此方に全力で走りだしぺいんとさんは、口を大きく開け技を発動させる。

pe「大絶叫(デスクリーム)」

大絶叫(デスクリーム)とは大きな声で叫び相手を怯ませる技。鼓膜クラッシャーなぺいんとさんが得意とする技。(地味に煽っていくスタイル)
カマキリのようなスライムのような気味の悪い魔物は怯み、僕はその場から離れぺいんとさんたちへと駆け寄った。

kr「しにがみくん！！無事？？」

sn「はい…！！」

tr「どうする？この魔物？」

kr「そうだね…大切な仲間を傷つけたからには責任とってもらわないとね。」

クロノアさん…！！怖いけど怒る理由かっこよすぎぃ！！！
クロノアさんは魔物を睨みつけると、個人技を発動させる。

「猫のトリック」

スッとクロノアさんの姿が見えなくなり魔物も焦り、周りを見渡している。
クロノアさんの個人スキルの1つで、透明化になれる技。クロノアさんが現れたと思ったら既に魔物の背後にまわっていた。

「製造(クリエイター)！！」

手から剣を出現させ、ジャンプし上から勢い良くふりかざし、魔物を怯ませた。
クロノアさんのそばトラゾーさんとぺいんとさんが駆け寄った。

pe「オンマイウェイ！！」

tr「筋肉は全てを解決する！！」

ぺいんとさんは爆速で魔物の周りを走り、トラゾーさんは拳に力をためた。

next→