悪役令嬢サマ死亡エンド回避のためプリキュアに変身するようです！？【実況者】 (ページ33)

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you sid

なんか…めちゃくちゃ格上げさせてるぅぅ！？キュ、キュアヴィーナスの正体が私だってバレたら…ここまで崇拝してるしにがみくんが絶望してしまうんじゃないか！？
ﾊﾞ、ﾊﾞﾚﾅｲﾖｳﾆｼﾅｲﾄ…

『ｽ､ｽｺﾞｶｯﾀﾃﾞｽﾖﾈ』

kr「ねぇ～、しにがみくん凄いオタクだよね～……本当、ちょっとムカつくくらいにな！！」

pe「クロノアさんが怒ったぁw」

クロノア先輩の怒りでキュアヴィーナスの話題から逸れその後も楽しくゲームをしていたのだが……

si「あ！おやつのストックがきれましたよ～。」

pe「今日の買い出し当番しにがみじゃん。」

si「ほんとだ。えーめんどくさーい。pe「早く行けよ～。」はーい、いってきま～す。」

「「「『いってらっしゃ～～い』」」」

どうやらお菓子のストックがきれると買い出しは順番でやるみたい。
しにがみくんが買い出しに行きその後もゲームをしていたが、少したちみんなは一旦ゲームをとめて私の方に駆け寄った。

pe「どう？うちの師団(バトラ)。良いところでしょ！」

『はい！皆さん明るくて優しくてここに居て居心地が良いです。』

kr「嬉しいこと言ってくれるね。」

ﾎﾟﾝｯと私の頭にクロノア先輩が手を乗せる。不思議に思い、クロノア先輩の方に顔をあげるとにっこりと優しく微笑む姿があった。

『～～～ｯ！！』

頭をﾎﾟﾝｯとされたことと、輝かしきイケメンスマイルに思いっきり照れてしまう。
いや、無理無理無理。彼氏いない＝年齢の私にこの乙女ゲーあるあるのダブルパンチは刺激が強い！！！

kr「なんか、妹ができたみたい～。」

tr「クロノアさん！？Aさんがだいぶゆでたこ状態だから！！」

ほんわかしているクロノア先輩をトラゾー先輩がとめる。助かりました、トラゾー先輩。
それにしてもクロノア先輩、無自覚女タラシだ…！！イケメンな上にこんなことをするなんてそうに違いない。

pe「クロノアさ～ん。また天然タラシやめてくださいよw」

kr「え？俺、何かやった？？」

tr「いつものパターンじゃんw」

やっぱりクロノア先輩は無自覚女タラシだ(確信)
それにしても…しにがみくんがお菓子を買い出しに行って30分。流石に遅くないか？どうやらその事に先輩たちも気づいたようで

pe「しにがみ遅くね？あいつの事だからお菓子買いすぎで持てなくて焦ってたりしてなw」

kr「でも、それなら連絡来るはずじゃない？」

『危ない目にあってないといいですが…。』

ここ、師団(バトラ)塔から一旦外に出て少し先にお菓子等が売っている出店があるのだが、その途中で何かに巻き込まれている…？

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