悪役令嬢サマ死亡エンド回避のためプリキュアに変身するようです！？【実況者】 (ページ32)

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you sid

『えっと、じゃあ…マ○クラやりたいです。』

si「良いですね！“怒り注意報”でもやりますw？」

tr「いいじゃんwAさんは知らないと思うから説明してあげて。」

si「えっとですね…。」

しにがみくんからルールや説明を聞き、早速マイ○ラを起動させ“怒り注意報”とやらをやっていく。
このゲームはしにがみくんが作ったらしい。切実に凄い。
“怒り注意報”と言うのは突然画面に写る怒りを怒りメーターがなくなるまで怒りサバイバルをするもの。メーターが減る時間もバラバラだし1人だけじゃないかもだしいつくるか分からないハラハラ(？)ゲーム。
メタイが、作者が「まだ見てない人は是非」って言ってる。是非見てね。

si「目標はダイヤ25個！」

kr「結構だねw」

pe「じゃあ行きます。

怒り注意報 START～～～～！！！」

ぺいんと先輩のエコーがかかったような大きな声で始まり、各自サバイバルの準備をする。

tr「Aさん、そこのボックスから好きなだけとっていいからね～。」

『あ、はい！お気遣いありがとうございます。』

ボックスを開け、必要だと思うものをある程度もらった。好きなだけと言われたけど…やっぱり気が引けるんだよな～。
そんなことを考えている間に画面に表示された文字。

＿＿ぺいんと怒れ＿＿

pe「もぉ～～！！」

si「え、何、牛？？」

全-si「wwwwww」

pe「ち、wちがっw、ちげぇよ！！ふざけんな！！こ、このチビ！！」

kr「悪口のレベル小学生w？」

si「あぁ？？なんだよこ、このアホ！！」

tr「いや、しにがみくんは怒り注意報出てないでしょ。」

『ww』

彼らの会話が超面白くて不意にも笑ってしまう。
ぺいんと先輩の怒りメーターがなくなりちょうど良さげの洞窟を見つけ掘っていく。

si「なんか、怒り注意報来なくなりましたね。」

tr「余談話でもする？昨日の事とか。」

“昨日の事”、その言葉に私は冷や汗をかいた。もしかして、キュアヴィーナスの事？いや、自意識過剰すぎる。きっと彼らに昨日の面白いことがあったんだろう。

si「魔物襲撃事件を簡単に片付けたあの、キュアヴィーナス様……すごかったですよね！」

pe「しにがみなんて、推しになったもんなw」

はい、ビンゴ。
まぁ、あんなに目立っているんだからそりゃ話題になるよね…。てか、キュアヴィーナスが推しって何だ？どゆこと？

si「キュアヴィーナス様は、儚くて美しくて…でも少し無邪気で崇高で崇拝なる方なんです…！！」

tr「え、なんかしにがみくんがいつもと違う。こわww」

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