悪役令嬢サマ死亡エンド回避のためプリキュアに変身するようです！？【実況者】 (ページ30)

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ci sid

トントンさんが見せた写真にAさんの隣に写る白い梟。

ci『せや、コイツや！！探知(サーチライト)で女子生徒と鳥のような使い魔がうつっとった！』

gr「あの現場の近くにいると言うことはキュアヴィーナスという可能性も高い。チーノくんにAくんを任せよう。ショッピくんも助けてもらったと言う程で近づいていけ。」

shp/ci「「ハイル・グルッペン」」

ショッピは少し気だるげに、僕はニヤリと笑いながら声を重ねて言う。
そして、会議はまだ続いた……。

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shp「にしても、肩入れすぎちゃう？」

ci『1番、可能性高いし慎重にやってかなあかんやん。それよりショッピ、……』

いつも通り、話ながら僕らもその空き部屋を後にした。

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Asid

『はぁ～。バレるかと思ったわ…。』

va「そうっちね～。くれぐれもバレないように注意だっち！！」

『うぉ、ヴァイくんいたのか。気づかんかったわ。』

va「誰がチビで虚言癖で言葉のキャッチボールもできない無能梟だっちか！！？？」

『いや、そこまで言ってない言ってない。被害妄想強すぎ。』

廊下を歩き、教室へ移動する。
はぁ～。さっきチーノ様に連れられたのみんな見てたから入りにくいな……。生徒会ってファンクラブあるらしいし……どこぞの乙女ゲーだよ。
ここ、乙女ゲーの世界やわ←

ｶﾞﾗﾂ。
ドアを開けて、私に一目散に駆け寄ったのは…生徒会ファンクラブの人ではなくエレナだ。
ｶﾞｼｯと私の肩を掴み、顔を近づけた。

er「おい、情報はねぇのか？？」

『口悪っ。てか、情報って…？』

er「そりゃあ、ショッピ様かチーノ様どっちが攻めか受けかの話だよ？？当たり前じゃない。」

『どこが当たり前だよ。まぁ、仲良さげで第一印象はチーノ様が大袈裟お母さんでショッピ様が自由人息子みたい……？』

er「そうか……まだ情報が少なすぎる……。お世話しますされます関係は…あの作品だとショッピ様が攻めになるけど……だけどただの第一印象じゃ…。」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

たまに思う。腐女子って何故腐女子って言うのか。姫女子はなんか可愛いのになんで腐女子は“腐”なんだろう。
なんか酷くね？？

その後もくそ眠い授業を受け、放課後になった。
授業中、チラッと隣のエレナの方を見たら瞬きも惜しまず隣同士で座るチーノ様とショッピ様をガン見していた。
まだクラスが決まっていないので授業の席は自由なんだけど……コイツの隣にいるのちょいはずいし顔怖すぎた。
まぁ、なんやかんやあり放課後。私は今朝食堂で拾い忘れたプリントを片手に持ち、“ゲーム師団(バトラ)”へと向かう。

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