悪役令嬢サマ死亡エンド回避のためプリキュアに変身するようです！？【実況者】 (ページ11)

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その本を拾うと、いや漫画だった。見覚えのあるこの顔…まさか、生徒会のグルッペンさんととトントンさん!?しかも、キスしてて…。

?「あ、あ、あ…。」

彼女は、冷や汗を出し絶句していた。この絵から察すると腐女子なんだろう。けれどここまで絶句しなくても良くないか?

va「この世界では、腐女子という概念がないっち!!同性婚は許されているっちけどそれを好んでいる人は中々いないんだっち。だから腐女子は周りから退けられてるっち」((ﾎﾞｿｯ

さっきまで登場シーン全くなかったヴァイくん登場。入場式は使い魔は入ってはいけなくて係りの先生に預けたんだけど預ける前、「僕は神の使いっちよ!?そこら辺の使い魔と同じにするなっち!!」って叫んで中々だるかった。

?「あの、こ、この事誰にも、言わないで…く、くださぃ……。」

ビクビクと怯える彼女。そうかつまりいじめられしまうってことに怯えているんだ。
まぁ、価値観は人それぞれだしね。私は腐女子ではないな、若干姫女子寄りではあるけど。プリキュアは百合の塊。(真顔)

『価値観は人それぞれですよ。少なくとも私は気持ち悪いと思わないです。』

?「…本当ですか?」

厚い眼鏡をかけ、おさげの彼女が顔をあげる。厚い眼鏡のせいで目が見えないが何故か輝いているように見える。

『本当です。』

?「…優しい方ですね。お名前は?」

『A・ゲッティンです。同級生ですしタメでいいですよ。これからよろしくお願いします。』

er「私、エレナ・フロインディン。こちらこそよろしくお願…よろしくね。Aちゃん。」

女子友達ゲット!!もう、これで生きていける。死亡フラグ消えた気がする。((
せっかくなので二人で魔力測定を行くことにした。その間話してたけどノリが良くめちゃくちゃ親しくなった。

er「いや、マジ毒素組のあの忠実心すこ。」

『毒素組?』

er「グルッペン様とトントン様の二人をファンの中で毒素組って呼んでるんだよ?Aちゃんは、疎いね～w」

『嫌、生徒会に興味は(私の死亡フラグ的にはめちゃくちゃ関わるから気になるけど)ないから。』

er「生徒会自体は興味ないけど、あそこは腐の溜まり場だから…ﾌﾌﾌｯw」

『さっきと印象違過ぎて草。』

er「推しcpは毒素。マジ毒素組しか勝たん。ﾋﾟｰｰしてﾋﾟｰｰするトントン様にグルッペン様がﾋﾟｰｰでﾋﾟｰｰﾋﾟｰｰﾋﾟｰｰ。」

『結構、アウトやん。』

本当にキャラ濃すぎだろ。さっきまでにおどおどしてたくせに。
なんやかんやあって魔力測定の場所までたどりついた。

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