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スミレ。１ ページ7
黒*紫
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朝晩が冷え込むようになってきた今日この頃。
１人寂しくベッドに潜り込み、少しでも早く体が温まるように身を丸めた。
今日も有難いことに忙しくさせてもらっていて会う時間も作れへんかったなあ…
なんて思いながらも、少しずつ体がポカポカと暖かくなり瞼が重たくなってくる。
俺は睡魔に逆らうことなく夢の中へと落ちていった。
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どれくらい経ったのだろう。
まだ覚醒しきらない意識の中、寝返りをうつと自分の体温と違う温かい何か触れた。
「…んー？」
手探りでその何かに触れていると引き寄せられて温もりに包まれる。
感じたことのある安心する匂いと腕の感触にようやく意識も覚醒し目を開けた。
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作者名：∞さっちん∞ | 作成日時：2017年9月17日 12時
