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横山side









あれから大倉からはお洒落な帽子、
ヤスからは格好いいスニーカー、
どっくんからは使い勝手のいいバッグを貰った。









皆、センスがええから普段使いできそうや。









ほんま有難いわあ…
そう思いながら家路を急いでいると、
ふと、ひなのことが頭を過る。









ひなも忙しいのに家に押しかけるのもなあ…、
なんてウダウダと考えているうちに自宅に着いてしまった。









とりあえず室内に入って荷物を置くとソファーに腰かけ、一息吐く。









何か今日はひなを抱き枕にして寝たい気分なんやけどなあ…。









久々に合鍵使うてみようか…。









またウダウダと考えているうちにまあまあの時間が経っていたようで、





「収録もう終わったんやろか…。」





時計を見ながら、ふう…っとため息を吐いた。









一旦、ビールでも飲もうかと立ち上がると玄関から聞こえる物音。









合鍵を持っているのは、ひなと弟。
弟やったらこんな時間に来うへんはずや。









ということは…









「きみ〜?」









愛しのひなの声に思わず頬が緩むのがわかった。









「…あ、居った〜。」









キッチンの方に居った俺に気づいたのか、
ふわっと笑ってこちらへ駆け寄ってくる。









「おかえり。お疲れさん…。」


「んふ、ただいま〜。」









おかえり、というのが嬉しかったのか満面の笑みで抱きついてくるひな。









あー、もうっ!かわええわあ…。
なんて思いながらしっかりと抱きしめた。









「なあ、ひな。久々に一緒に風呂入ろっか。」


「うん、ええよー。」









これで風呂でイチャイチャするのは決定やな。









誕生日まであと2日。









すばるとマルが押さえてくれた部屋でも
今日と同じことしてそうやなあ…と、
ふと、そんなことを思ってしまい、
思わず苦笑いを浮かべた。







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∞さっちん∞(プロフ) - 華子うさぎさん» コメント有難うございます!私の理想の黒さんと紫さんの関係性を書いているので、そう言って下さると嬉しいです♪また何か書けるように頑張りますね。 (2018年6月15日 16時) (携帯から) (レス) id: b80015d902 (このIDを非表示/違反報告)
華子うさぎ(プロフ) - 多分付き合って長いだろう彼等がいつまでもお互いを思いやりときめきやドキドキを忘れず居るところが好きです。紫さんを可愛いと思っている黒さんと黒さんの前では甘えんぼうの素に戻っている紫さんがたまりませんね。また素敵なお話待っています。 (2018年6月15日 13時) (レス) id: ba95bef1dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:∞さっちん∞ | 作成日時:2018年5月7日 17時

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