やっちゃったー（棒） ページ5
基本私はさ、あまり人に干渉しない性格だったんだけどね。
ここがマギの世界だって知った時も、自分が生きることくらいしか頭になかったし。
なのにふたを開けてみれば、私は最強とか望んでもない大きな力を持つ存在で。
皆が皆私に絡んでくるし、鬱陶しく思いながらもそれがいつの間にか当たり前になってて…皆病んでるのは知ってる。
それでも関わってきた皆に私が情を抱くなんて当然のことじゃない？
前の私と同じなのは黒髪ってこととか、そんな事しか目に見える形ってないんだよね。
この世界にきてから髪は一ｍｍも伸びてないし背も顔もずっとそのまま。
無駄に綺麗なまま成長しない。
私は神さまとか言われても、根本は人と変わりない存在でいたいと思ってる。
だから大切な友人が人として道を間違えようとするならば…止めるよ。
過去に行ってモガメットたちと過ごしたときは原作であまり語られないから、私が居たことで何か変化があったとかは分からない。
ついに直接的に自分が物語を変えるとか、どこかの小説みたいだ。
カシム達によって火が放たれたバルバッド王宮。
この前アリババくんを見た時分かったよ。いつか原作で語られていたこの時が来るって。
アリババくんのお父さんが死ぬ運命のこの日が。
まだ、私の力だったら物語を覆せる。
こんなに大きな力があって、今使わないのは私の中ではクズに値する行為だ。
何より私がこの後を望んでない。
「…な、んでAが」
「んー、勘？…カシムは隠すのか上手いから遅れちゃったけどね」
「白雄、白蓮」
頼むよ。
両の深い青色の髪
思慮深い兄、快活な弟
「私たちはあなたにずっと仕える。あなたの望む未来を」
「兄貴は相変わらずだなー！Aっここは俺達兄弟に任せとけ！」
二人が腕輪から顕著した瞬間、あたりに降り注ぐ清らかな雨。
私の力を経て、二人は神の眷属と化した。
それを正しい事だったと判断する人は居ないけれど、二人が私の相棒として仲間として力になってくれるなら答えはそれで十分だ。
癒しと鎮静、清浄の雨。
二人の性格を表したそれはいつの間にか皆の、憑き物のようだった恨みを洗い流しあんなに燃え盛っていた炎を消した。
「…アリババくん。カシムの事許してやってよ。そして良ければ一緒に世界を周る仲間にしてやってくれないかな？」
「きっと、その先には君の求めるものがあるからさ」
さあ、これが私にできる最善だと思うよ。
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ゆい(プロフ) - ユナンどうして夢主知ってるの！？ (2015年8月5日 0時) (
レス) id: 09a769469d (このIDを非表示/違反報告)
超硬質枕 - そういやモルちゃんって夢主と一緒に寝てるのですよね？モルちゃんは寝込みを襲う(意味深)をしないのが気がかりです。それと他の方々も (2015年7月30日 20時) (レス) id: 5b969a0ef1 (このIDを非表示/違反報告)
超硬質枕(涙で濡れた物) - シェヘちゃんって夢主の事好きですか？過去編で追い出すように見えたので気になります…。 質問多くてすいません (2015年7月27日 19時) (レス) id: 5b969a0ef1 (このIDを非表示/違反報告)
超硬質枕(男性専用♂) - 紅玉ちゃんが常識人ポジかな？ (2015年7月23日 23時) (レス) id: 5b969a0ef1 (このIDを非表示/違反報告)
超硬質枕(男性専用♂) - はるかえるさん» アラジン達が玉艶と利害が一致して手を組みかねない件について (2015年7月21日 1時) (レス) id: 5b969a0ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2015年4月26日 18時
