最後はやっぱりカオス ページ23
サルージャ王の説得そういえばそんな事もあったかな。
「皆よ…何かあったらこっちに戻ってくるといい。バルバッドはお前達を迎え入れよう」
世界を見よ！広きを知り深き友を見つけよ！
国王とバルバッドの国民に見送られ私達はシンドリアへ向けて旅立った。
アリババくんやカシムはかつてのスラムの仲間、ハッサンやザイナブに別れを告げた。
貧困層の人達が仕事を見つけ、堂々と街を歩けるようになった。
世界は光の道を辿る。
バルバッドが遠くなっていく。
青空の下で船は進んでいく。
「お姉さん。嬉しそうだね」
「…素敵な世界だと、思って」
アラジンと何気ない言葉を交わした。
「僕達も頑張ったからね」
いつの間にかウーゴも隣に来ていた。
「何を？」
「まぁ…君の望む世界の手伝いをしたんだよ」
詳しくは語るつもりがないのだろう。ウーゴは口を閉ざした。
「お姉さんのことが何よりも僕達は大事だから！」
アラジンの言葉に胸が温かくなった。
ありがとう、なんて恥ずかしくて言えないけれど。
「まあ、僕はシンドリアなんて国行きたくないけどね」
アラジンの黒い顔再び
「え、えっ」
「正直お姉さんがあの国の守護神やなんやで、行くことになったのは納得してない」
今回シンドリアに行くことになったのはシンドバッドに押されたからだ。
旅メンバーは勿論行くことになった。
紅玉ちゃんやジュダルは今回は国に戻るのだそう。
「なにを言うんだ！青いマギっ!!」
「そうですよ！Aをシンドリアに縛り付けようというのに！」
「…Aさんは俺の物、ッス」
「そんなんちげーよ「そうだそうだ！Aさんもそんなオッサン要りませんよね」おいアリババてめぇ…」
「私が、守らないと」
「「僕達の物だよ」」
早くも同行者同士で派閥が出来上がっているここで私の味方はすりすりしてくるこの二匹の青龍だけみたいだ。最近顕著させろと煩いけれど。
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ゆい(プロフ) - ユナンどうして夢主知ってるの！？ (2015年8月5日 0時) (
レス) id: 09a769469d (このIDを非表示/違反報告)
超硬質枕 - そういやモルちゃんって夢主と一緒に寝てるのですよね？モルちゃんは寝込みを襲う(意味深)をしないのが気がかりです。それと他の方々も (2015年7月30日 20時) (レス) id: 5b969a0ef1 (このIDを非表示/違反報告)
超硬質枕(涙で濡れた物) - シェヘちゃんって夢主の事好きですか？過去編で追い出すように見えたので気になります…。 質問多くてすいません (2015年7月27日 19時) (レス) id: 5b969a0ef1 (このIDを非表示/違反報告)
超硬質枕(男性専用♂) - 紅玉ちゃんが常識人ポジかな？ (2015年7月23日 23時) (レス) id: 5b969a0ef1 (このIDを非表示/違反報告)
超硬質枕(男性専用♂) - はるかえるさん» アラジン達が玉艶と利害が一致して手を組みかねない件について (2015年7月21日 1時) (レス) id: 5b969a0ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2015年4月26日 18時
