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私は、ボコられてた。
「ッハハ!先輩を慕ってる可愛い可愛い後輩ちゃんが目の前でやられる気持ちは、どーよ!」
「やめろっ!その一年生は、何も関係無い。」
立花先輩……。
私は、最後の勇気を振り絞った。
「誰かァッ!!!助けてくださいー!!!!」
私は、今まで出したことも無いくらい大きな声を出した。
「無駄よ。この部屋は、防音対策されているし ここは、人気が無いから周辺には誰もいないわ。よっぽど運が無い限りここに人は来ないわ。」
先輩は、私の頭を踏んだ。
痛くて痛くて堪らなかった。
______
喜八郎は、何かに気付いた。
「いまの今の声ッ!!!」
「え?何も聞こえなかったぞ?」
喜八郎は、たまたま部活見学をしていなかった守一郎と立花先輩を探していた。
「どうしたんだ?先輩の声が聞こえたのか?」
「いいや、違うね。これは、Aの声だ。」
「ぁっ…喜八郎く〜ん!」
「おやまぁ、タカ丸さん。」
タカ丸さんが、こっちに駆け寄ってきた。
「ちょっと、タカ丸さん!部活中ですよ。」
と、後ろにバスケ部部長の久々知兵助が駆け付けてきた。
「喜八郎くん達、どうしたのぉ?」
「実は……__」
喜八郎達は、タカ丸と久々知に事情を話した。
すると、久々知が口を開いた。
「そういえば、さっき同級生の茶華道部の奴らが何か企んでたな。」
「じゃあ、その人達が立花先輩を!」
守一郎は、焦った。
「その可能性は、高い。応援を集めてくる、ちょっと待っててくれ。」
久々知は、さっきまで居た体育館に戻った。
「て事は、さっきのAの声は……」
喜八郎は、珍しく青ざめた。
「もしかして、Aちゃんも!」
「マジかよ!すぐに見つけないとな!」
「(成程、だから連絡が着かなかったのか。)」
「しかし、どこにいるんだ!!」
「あっちから、声が聞こえたと思うけど 念の為手分けしよう。僕は、第三校舎 守一郎は二校舎、タカ丸さんは、一校舎。」
「「了解!」」
待ってて、先輩、A。
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理(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみに待ってます! (8月14日 21時) (レス) @page40 id: bcec8c1963 (このIDを非表示/違反報告)
あめ - 続きが読みたいです。 (2020年4月10日 13時) (携帯から) (レス) id: 02498dbfba (このIDを非表示/違反報告)
竹林寺 - 続きめっちゃ気になります!毎日楽しみに待ってます! (2019年7月11日 19時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
名無しの妖怪(プロフ) - 面白いです!もう色々と設定とか大好きです。綾部くんと孫兵くん可愛い。立花先輩美しい。 (2019年6月18日 4時) (レス) id: 6c6e64c690 (このIDを非表示/違反報告)
pukipukibayo(プロフ) - ハイビスカスティーさん» 読んで下さりありがとうございます。ふふふ それは、後からのお楽しみです。これからも、気長に更新していくのでどうか恋罠を宜しくお願いします。 (2019年5月4日 9時) (レス) id: e62a57e8a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:pukipukibayo | 作者ホームページ:http://aka
作成日時:2019年5月1日 16時