検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:31,249 hit

30 事情 ページ31

「あ、あぁ……色んな事情があってな。」
先輩は、誤魔化してるが 喜八郎くんはそれでも
「その事情を知りたいんですが。」
と、聞いてきた。
「まさか、また何かされたんですか。」
……?
なんかされた??
「っ………
フッ 喜八郎は、お見通しだな。そうだ 私は、今い じめを受けている。」
えっ……嘘。先輩が?
「私は、何故お前らがここまでたどり着いたのか分からなかった。
茶華道部に行く部員は、二年生が止めているからな。」
止めている?
「何故ここまで来れたんだ?」
私達は、意味が分からなかった 私達を止めてくる先輩なんて見掛けてもなかった。
「もしかして、お前達見学書の紙に名前を書いていなかったのか。」
……??
あぁ!!思い出した、部活見学に行く前に玄関に置いてある見学書にクラスと名前と見学する部活名を書かなければ ならなかった。
私達は、それを忘れていて書かずにここにやってきた。
「はぁ……お前達は、馬鹿か。まぁいい、名前を書かなかったからここに来れたんだ。」
「??先輩さっきからどうゆうことですか。」
私は、いまいち言ってることが理解できてなかった。

「立花先輩は、昔っから完璧過ぎるが故にい じめを受けてるんだ。」
喜八郎くんが話した。
「今回も、きっと先輩の完璧さで二年生が嫉妬して先輩にいやがらせをしているんでしょう。
他の二年生と見学者がいないのは多分ここに見学者を来なくさせようと二年生が止めてるんですよ。酷いいやがらせです。」
えっ………。
「何それ、許せない。」
「フッ いつものことだ、気にしていない。それに今日こうしてお前達が来たことが嬉しいんだ。大丈夫だ。先生には言わなくて良いからな。」
先輩は、優しく笑った。しかし、どことなくその表情は悲しそうだった。

完璧過ぎるが故に、人から妬まれいやがらせを受ける。
しかし、先輩も冷静な為 面倒事にならないように多分先生や親にも言ってないのであろう。余裕そうに見えるがきっと本心は……。

喜八郎くんは、「そうですか……。」と言ってこれ以上のことは何も言わなかった。

私達は、お点前の指導をしてもらった。

31→←29



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
55人がお気に入り
設定タグ:忍たま , 現パロ , 綾部喜八郎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみに待ってます! (8月14日 21時) (レス) @page40 id: bcec8c1963 (このIDを非表示/違反報告)
あめ - 続きが読みたいです。 (2020年4月10日 13時) (携帯から) (レス) id: 02498dbfba (このIDを非表示/違反報告)
竹林寺 - 続きめっちゃ気になります!毎日楽しみに待ってます! (2019年7月11日 19時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
名無しの妖怪(プロフ) - 面白いです!もう色々と設定とか大好きです。綾部くんと孫兵くん可愛い。立花先輩美しい。 (2019年6月18日 4時) (レス) id: 6c6e64c690 (このIDを非表示/違反報告)
pukipukibayo(プロフ) - ハイビスカスティーさん» 読んで下さりありがとうございます。ふふふ それは、後からのお楽しみです。これからも、気長に更新していくのでどうか恋罠を宜しくお願いします。 (2019年5月4日 9時) (レス) id: e62a57e8a0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:pukipukibayo | 作者ホームページ:http://aka  
作成日時:2019年5月1日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。