24 部活紹介編 バレー テニス ページ25
部活紹介は、体育館で行われた。
それぞれの、部活の紹介が始まった。
最初は、バレー部だった。
「バレー部の部長 七松小平太だ!おっ、そこの髪の毛サラサラの一年生!今からお前の方にボールをアタックするぞ!」
あそこって、1組の……サラサラと言ったらあの子しか…。
「ちょっ、待ってくださっ!」
やっぱり滝夜叉丸だ。
バーーーンッ!!!
大きな音と共に、大きな煙が立ち込んだ。
滝夜叉丸の所に、音速を超えるスピードでバレーボールが飛んだ。おいおい大丈夫かアレ、殺人レベルだぞ。
三木子の方を見たら、ざまみろーって笑っていた。
煙が消えた。生存確認をした所、どうらや滝夜叉丸は、生きていた。
「おっ!お前、俺のアタックで生きていれるとは凄いな!!!お前は、今日からバレー部だ!ワハハ」
ゴリラだ…。あれは、もうゴリラだ…。
一年生は、皆 七松先輩のことをゴリラと呼んだ。
滝夜叉丸くんが生きていたのは、多分運動神経が良かったからだろう。あの自慢話も嘘じゃなかったんだなと改めて謎の感心をした。
_____
次は、テニス部だった。
「テニス部部長の尾浜勘右衛門でーす。爽やかな青春を送りたい人は、是非テニス部へ!」
「女子テニス部部長の不破雷子です。初心者でも大歓迎だよ。」
あっ、不破先輩だ 可愛いな。
「雷子ーー!!!雷子ーーー!!!!」
体育館に、雷子先輩の名前を大声で呼ぶ人がいた。
これ、絶対鉢屋三郎先輩だ。
鉢屋先輩は、ステージに立って 雷子に抱き着いた。
「おい、同じ顔が二人いるぞ」と、一年生がざわめいた。そりゃ驚くわな。
「雷子今日も可愛いな!くっそぉ…俺が、男子テニス部の部長になれば一緒に色々活動できたのになぁ。
なのに、お前が部長になりやがって!」
「ッハハハお前は、爽やかさが足りないからな。
第一、お前は……
そもそも、テニス部に入ってないじゃないか!!」
一年生は、皆ズコーッと倒れた。
「だって、俺 テニス興味ねぇし!雷子の応援したいし!」
「三郎…♡」
「雷子…♡」
いつまでやってんだこれ。
喜八郎の方を見たらおぇーーって感じの表情だった。
「はい!テニス部紹介終わり!ほら!二人共行くよ!」
二人は、仲良くお手手を繋いでステージを去った。
もはや、紹介になってなかった。
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理(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみに待ってます! (8月14日 21時) (レス) @page40 id: bcec8c1963 (このIDを非表示/違反報告)
あめ - 続きが読みたいです。 (2020年4月10日 13時) (携帯から) (レス) id: 02498dbfba (このIDを非表示/違反報告)
竹林寺 - 続きめっちゃ気になります!毎日楽しみに待ってます! (2019年7月11日 19時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
名無しの妖怪(プロフ) - 面白いです!もう色々と設定とか大好きです。綾部くんと孫兵くん可愛い。立花先輩美しい。 (2019年6月18日 4時) (レス) id: 6c6e64c690 (このIDを非表示/違反報告)
pukipukibayo(プロフ) - ハイビスカスティーさん» 読んで下さりありがとうございます。ふふふ それは、後からのお楽しみです。これからも、気長に更新していくのでどうか恋罠を宜しくお願いします。 (2019年5月4日 9時) (レス) id: e62a57e8a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:pukipukibayo | 作者ホームページ:http://aka
作成日時:2019年5月1日 16時