恋の罠【綾部喜八郎】

10 ページ11

「じゃあ、またね！」
私達は、皆にさよならした。
「あっ、ちょっと待って！」
浜くんが引き止めた、なんだろう。
「皆、LINE交換しようぜ。なんだか、俺達友達になれた気がするし。」
友達……。
三木子と、私は、勿論OKした。
私達は、LINEを交換した。
「喜八郎もするか？」
浜くんは、喜八郎に聞いた。
「んー、まぁ一応しておくよ。」
私達は、喜八郎ともLINE交換した。
追加をしてあることに気が付いた。

喜八郎くん、子猫のアイコンだ！

いや、可愛いな。猫好きなのかな。
意外な一面が見れてなんだかウキウキした。
私は、三木子と一緒に車に乗ることにした。

浜くんと、喜八郎くんは、二人で歩いて帰ることにしたらしい。
そういえば、喜八郎くんのお母さん見てないな。浜くんのお母さんは、さっき車に乗って先に帰ってたのは知ってるけど。

私達は、車に乗って浜くんと喜八郎くんと別れた。
＿＿
「なんか、結構友達できたねー！」
私は、車内で話した。
「浜くん結構話しやすい。」
「三木子、浜くんとめちゃくちゃ仲良さげじゃない？」
私がニヤニヤしながらからかった。
三木子は、「そんなことない！」って怒ってきた。
可愛いな 全くもう。
「そうゆう、Aこそ 喜八郎くんと仲良くない？」
「えっ！？そ、そうかなぁ……。」
全然そう思わないなぁ……。あれは、仲良くなったと言えるのだろうか。
三木子は、ニヤニヤしてた。
私達は、高校行ったら何するー？とか色々はしゃぎながら話してた。

お父さんとお母さんは、そんな私達を見て ふふふと笑ってた。

11 三人の男達→←9 罠

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す