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Aside
カ−テンから日光が差し込む
「眩しい」
生憎、朝は苦手だ
横を向けば彼氏のるぅとの顏が近い
まだ寝ているようだ
付き合いたての頃はこの顔を見ると「好き」だとか「愛おしい」だとか、そんなことを感じていた
今はどうだろう
そんな感情は出てこない
パチッとるぅとの目が開く
る「..........」
何とも言わない
るぅとはキッチンへと向かいコ−ヒ−用のお湯を涕かした
コトッ
る「ん」
「どうも」
コ−ヒ−を飲みながら改ためて考える
今、お互いの気持ちは「無」だ
愛し合ってなんかいない
時には罵しり合う
だが、夜になると「この人しかいない」という感情があふれていく
朝になると「無」になるが
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作者名：ぷかる | 作成日時：2022年3月7日 19時
