Jr.high 12 ページ4
引き続き、歓迎会の最中。
『飲み物なくなっちゃったね。
ん、これなんだろう？』
何か飲み物を探そうとAが冷蔵庫を開けると、中から茶色の瓶に入った飲み物を発見する。
それに気がついた伊武崎は、ニヤッと笑いながら答えた。
峻「ああ、冷やしてたの忘れてたわ。
飲んでいいぜ？」
『わーい！』
悠姫「Aわたしもー！」
青木・佐藤「「俺も！」」
みんなコップが空いたのか次々と声が上がり、結局みんなで飲もうということになった。
Aがみんなのコップに注いでいく。
『炭酸？泡すごいね、ビールみたい！』
峻「ただの、金色のお茶だよ。」
皆は中身が何か気がついていたが、Aは純粋に伊武崎の言葉を信じていた。
『んー！おいしい！』
Aはそう言うと、ごくごくと一気に飲み干していく。
そんな金色のお茶の効果もあいまって、宴もさらに盛り上がりを増していった。
悠姫「あはは、いきなり一色先輩が脱ぎ始めた！」
涼子「裸エプロン初めて見たわ？」
恵「あわわわわー！！」
丸井「何でいつも脱いでるんだろう？」
峻「気にしたら負けな気がする。」
一色「さぁみんな、楽しんでいるかい？」
こうして何度も一色の裸を見るうちに、その姿に慣れていく一年生たち。
そんな和やかなムードに衝撃を与える出来事が、今まさに発動されようとしていた。
『．．もの』
恵「ん？Aちゃんどうかした？」
田所が真っ先にAの異変に気がつき、大丈夫かと声をかけた。
『おい皆のもの！そこに並べーい！！』
突如Aから発せられたその言葉に、寮生たちは耳を疑った。
寮生「はい？！！」
そして停止しかける思考をなんとか回転させ、目の前の現実を受け止めた。
『我が名は一ノ宮A様である！
さぁ諸君、私のために腕を振るいなさい！！』
恵「ど、どうしちゃったのAちゃん？」
悠姫「自分に様とか付けちゃってるよ！？」
どこの暴君だよ突っ込みを入れながら若干動揺する彼らに、Aはとろんとした目付きでさらに続けた。
『我は空腹なのだ！！』
峻「キャラ設定どうなってんだよ．．」
一色「あはは、どうやらAちゃんは、ビール．．じゃなかった、金色のお茶を飲むと酔って王様属性になるらしいね。」
寮生「属性？！」
そんなゲームみたいなことが？と驚きつつも、この作品のヒロインだからなと、素直に納得することにした一年生たちであった。
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篠。(プロフ) - マタタ火さん» マタタ火様、この件に関しては年齢の問題(R指定的な意味)もございますので、コメント欄では回答を控えさせて頂きます。どうしてもというのでれば、個人的にプロフィールからメッセージをお願い致します。 (2020年1月6日 20時) (
レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
マタタ火 - ねえ何を勘違いしたの？生で出すって本当はどういう意味？全然わかんないんだけど調べたら出てくる？ (2020年1月5日 12時) (レス) id: 917dfc6071 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - タケタケさん» コメントありがとうございます！！嬉しいお言葉です〜( ≧∀≦)ノ (2019年8月18日 12時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
タケタケ - つづきがきになる。 (2019年8月18日 8時) (レス) id: be34724f91 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - 美咲さん» 美咲様☆コメントありがとうございます！アリスちゃんいいですよね！！早く登場させたいです〜(*^^*)これからも頑張ります！ (2019年3月11日 20時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篠 | 作成日時：2018年5月17日 17時
