Jr.high 8 ページ45
創真「Aと結婚．．ね。」
Aと結婚したいと騒ぐ彼らに、
それ以前にまずはお付き合いだろうと、創真は冷静に考えていた。
そんな中、別の友人が声をあげた。
「いやいや、これだから一人っ子は。
そもそもな、妹と結婚したいとか思わねーから！ありえねー！」
その発言に、一番驚いたのは不覚にも創真だった。
創真「え？」
「えじゃねーだろ。そりゃ一ノ宮がいくら可愛くたって幸平にとったら妹だろ？俺だったら妹に手を出そうとはどんなに血迷っても思わないって！考えたくもねーよ。」
創真「手を出すって？」
「そりゃキスとかハグとか、その先．．とか？」
創真「先ってまさか．．」
Aとその先にあたるであろう行為をしているところを想像したのか、一気に顔が赤くなる創真。
それを動揺と捉えた友人は、創真の肩をぽんぽんと叩く。
「な？ありえねーだろ？」
そんな様子を見て、姉や妹のいる者たちが同調し始める。
「確かにな、そんなんわざわざ姉妹となんて想像したくねーな。
ああー、彼女ほしい！！」
「そもそも家族と恋人は別じゃね？てかなんの話だっけ？」
「一ノ宮さん付き合ってほしい！！」
「はは、結局それな！」
再びAの話題で盛り上がるものの、創真は一人取り残されたような気分だった。
"Aにキスしたり抱き締めたいと思うのは、おかしいこと？"
"それは家族じゃなくて恋人？"
そんなことばかりが、創真の脳内をぐるぐると占拠した。
創「俺たちが兄妹だから、いけないのか？」
「ん？どーした？」
創「いや、なんでもねーわ」
Aのことを考えると、胸が苦しくなった。
今まで謎だった、Aへの"好き"の意味を理解してしまったからだ。
創真の気持ちが揺らぎ始める。
そしてこの日、どうやって家まで帰ったのかを創真は思い出せなかった。
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篠。(プロフ) - マタタ火さん» すみません、マタタ火様が指摘しているのはどちらのことか教えていただけますでしょうか？ (2020年1月6日 20時) (
レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
マタタ火 - その先って何ーー？ (2020年1月5日 12時) (レス) id: 917dfc6071 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - †NANA†さん» ありがとうございます！訂正致しました！ (2019年3月29日 6時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ43で、「知っているよ」が「知ってるいよ」になっています。 (2019年3月28日 23時) (レス) id: e548a45679 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - アリスさん» よろしくお願いいたします☆楽しみにしています(^q^) (2018年6月8日 18時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篠 | 作成日時：2018年4月25日 20時
