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フレンチレストラン
「
青空のもと美しく輝く看板。
『できましたねー！！』
完成した司のお店にやってきたA。
いよいよ明日、知り合いを招いてのプレオープンを控えている。
Aはそれよりも一足先に店内を案内してもらい、綺麗な家具や広々とした厨房に目を輝かせている。
『すごいすごい！瑛士さんらしい内装ですね、何てゆうか、白って感じ！』
「それは、誉められてるのかな？」
少しずれた感想ではあるが、Aは誉めてますよ！と言いながらとても楽しそうに店内を見て回っている。
そんな姿を司も嬉しそうに眺めていた。
『でも、かなり広いですよね。一人で回すの大変じゃないですか？』
「完全予約制で、１日に５組しかいれないから大丈夫。」
『わぁ、なんか特別って感じですね』
「ああ、特別な店だよ、とても。」
そう言って笑い合う二人。
『そういえば、お店の名前ってどういう意味なんですか？フランス語？』
「うん、フランス語で、
意味は．．．
『ああ！やっぱ自分で調べます！！』
司の返事を遮るように待ったをかけるA。
簡単に聞いてしまうよりも、自分の力で知りたくなったのだ。
『瑛士さんがつけた名前、楽しみです！』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
その日の夜、寮に帰ってきたAは、自室に戻るとさっそくフランス語の辞書を引っ張り出す。
『えーっと、BONHEURは．．と。
B、BO、あったあった、なるほど。
ETは確か & みたいな感じだったきがするから、あとはこれか。
PAIXはーっと。なになに。
"幸福と平和"
ほほう、いい言葉！
．．．ん？
これって。』
辞書で調べあげたその文字を見つめて、あることに気がつくA。
その事実にまさかとは思いながらも、急に恥ずかしくなり顔が真っ赤になっていく。
幸福と平和
幸、平．．．？
『．．．うちの定食屋とおそろいみたい』
嬉しさからか、気恥ずかしさからか、はたまた両方なのか。
Aは顔に熱が帯びるのを冷まそうと、部屋の窓を開け風に当たる。
『特別なお店．．かぁ。』
司の言葉を思い出し、さらに顔が赤くなっていくのが分かる。
まだ寒さの残る春風も、司の愛情を一身に受けるAにはとても心地よかった。
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篠。(プロフ) - マカロンちゃんさん» マカロンちゃん様！いつもコメントくださりありがとうございます(o≧▽≦)ﾉすごく嬉しいですっ短編もやりたい放題頑張っていきますねー♪ (2018年4月14日 20時) (
レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
マカロンちゃん - 本編完結おめでとうございます(o^∀^o)短編も楽しみです♪ (2018年4月14日 20時) (レス) id: 9b4022f271 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - 彩香さん» コメントありがとうございます！なんとも嬉しいお言葉(〃´ω`〃)これからも頑張って参りますので、よろしくお願いします！ (2018年4月6日 14時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
彩香(プロフ) - 続編おめでとうございます！更新されるのを、いつも楽しみに待っています！！体に気をつけてこれからも頑張ってください！ (2018年4月6日 11時) (レス) id: 0e4dfaa4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篠 | 作成日時：2018年4月4日 10時
