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「特級に引き上げられた…、Aが受け持った任務?は?」





ただただ耳を疑って、この後ある任務を無視してAの元に向かった

帳はまだ降ろされていてそれをぶち壊し中へ入る

容易に術式を使ったらAを巻き込んでしまうかもしれない

強い呪力を感じる部屋へ行くと領域が広がり呪霊とAの呪力が混ざって感じる。

ドア付近にいる子供にAのことを聞くと奥に入っていったらしい。






子供を補助監督に任せその奥へ急いだ









____________




体の痛みは大したことなんてない

あの日の痛みに比べれば








_術式反転、赫_








その声が、その言葉が聞こえた途端に一気に力が抜けた

崩れかける体を支えられ、腕の中に引き入れられる






『遅い…ばか』

「A、喋んなくていい。今硝子のとこに連れてくから」








呪霊に負われた傷は深かった。腹部に空いた穴から止めどなく流れる赤よりも、それを震えながら抑えるこいつの手と震えながら発する声に自分の人生が終わるのがわかった


意外に長かったなと、想いに耽る


死ぬために呪術師になった。その目的がようやく達成される









『悟』

「しゃべんなっ!今、高専連れてくから、だからッ」

『お前が羨ましいよ。俺も、諦めなきゃよかったのかな』

「だから喋んなって!!お前からの嫌いも悪口も妬みも後で全部聞くから」







めんどくさいから切り捨てた。それは本当のこと。

悟のことは本当に好きじゃなかった。これも本当のこと。

だけどこんな俺をまっすぐ見るから。裏切られたのに構わないっていうから。







『悟、今でも俺のこと愛してる?』

「っ、愛してるよ。愛してる」








目の前が霞んでいく

頭がボーッとする

まるで泣いてる時みたいに視野が歪んでいく







『ありがとう。悟。』









____お前に恋したらよかった。___

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優しくないよ(プロフ) - りくさん» あざっす (2021年5月11日 15時) (レス) id: b2e5f18bf2 (このIDを非表示/違反報告)
りく(プロフ) - 完結おめでとうございます。 (2021年5月11日 15時) (レス) id: 4c715eefda (このIDを非表示/違反報告)
るるるs - 続きが読みたい (2021年3月3日 4時) (レス) id: 7f6b75982b (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 面白いです!更新頑張ってください! (2021年2月27日 16時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優しい作者じゃないです。 | 作成日時:2021年2月26日 3時

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