ハチミツトースト two

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その後も、断りの返事を伝えるタイミングがなくて、


流れに沿っていた。


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でも、私も自分の意志を伝えられていないもどかしさに耐えきれなくなって、


彼に私の気持ちを伝えた。


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その時の良き相談相手がこのはだった。


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伝えた後も彼は諦めてくれないみたいだった。


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その時このはは、


「私が相葉くんとAが別れた。って噂流したら近づきにくくなるんじゃない？相葉くんも。」


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って聞いたときは、それ以外の方法がないように思えて、

これが一番良いことだと思えて


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実行した。


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あれから相葉くんは、私に付きまとわなくなった。


でも今彼は私にまたつきまとわりだした。


私にとっては迷惑でしかない。ーーーーー


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過去の思い出から教室の中の今の自分の元へ帰って来ると、黒板には、難しい数式。


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ふっと、隣をみると、翔くんはいない。


大丈夫かなって思ってると


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ｶﾞﾗｯて、教室の後ろの扉が開いた。


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息を切らせて立っていた翔くんと目が合った。

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