番外編 シノア誕 ページ10
『この作品のネタバレとなります。すみません！！！！！』
「優さん、今日は何の日だか知ってます？」
優さんは相変わらず寝癖のついた頭で少し考え、
「クリスマスだろ？」
と言った。
やはり、クリスマスの日が私の誕生日だとは知らないようだった。
言ってないし、当然ですよねぇ……
「そうですそうです……渋谷や原宿、池袋などがカップルで溢れかえる日です！……まぁ今はそんな風景滅多に見ないですけどねぇ。」
優さんはぷっと笑って、
「なんなんだよ、そのクリスマスへの偏見は…」
「カップルが溢れかえる世なんかに生まれた日には世界なんて滅亡すればいいのに！そう思いません？」
「いや、シノア。シャレになんねぇからヤメロ。」
そういって２人同時にまた笑いあった。
すると、教室の後ろのドアがいきなり開いて、ひょっこりとある人物が顔を出した。
「あ、いた！優！イチャイチャしてるとこ悪ぃが、ちょっとこっち来い！」
優さんは露骨に目を怒らせて「してねぇよバカ野郎！じゃ、ちょっと行ってくるわ」
と言って私の頭の上に手を置き、出て行った。
………まったく、天然というのも困りものですね……。
私は優さんと夕稀さんが出て行ったドアをぼうっ見つめ、心の中で思案した。
………最後に誕生日を祝って貰ったのはいつだろうか。
３歳？４歳？その程度だったハズだ。
まだ姉、柊真昼が生きていた頃。
まだ姉の心が鬼に食われる前だけ。
毎年中佐からはプレゼントが枕元に置かれるが、どうせ姉を殺 した罪悪感から来るものだろう。
私は窓の外を見て、一つため息をついた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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朔櫻 実桜(プロフ) - 白蓮さん» 大丈夫だと思いますよヾ(*‘ω‘ )ノ更新されていて嬉しいです！続きがきになります( *´艸｀) (2015年8月26日 15時) (
レス) id: cb01b25ab1 (このIDを非表示/違反報告)
白蓮(プロフ) - 朔櫻 実桜さん» すみません、ありがとうございます(^^;)
凄いボンヤリとしたアニメの方の記憶で更新してみましたΣ(/´∧`)
何か違和感や間違いがあればぜひ、御教授くださいっ(ﾟ∀ﾟ) (2015年8月26日 14時) (携帯から) (レス) id: f5d7dd67e3 (このIDを非表示/違反報告)
朔櫻 実桜(プロフ) - 白蓮さん» 大丈夫ですよ！(´▽｀*)更新気長に待ってます！ (2015年8月18日 19時) (レス) id: cb01b25ab1 (このIDを非表示/違反報告)
白蓮(プロフ) - 朔櫻 実桜さん» ありがとうございますっっ(*´艸｀)……今友達に漫画貸しているので更新できなくて……すみません[[汗 (2015年8月18日 15時) (携帯から) (レス) id: f5d7dd67e3 (このIDを非表示/違反報告)
朔櫻 実桜(プロフ) - 面白いです！続きが気になります(´▽｀*)更新頑張ってください！ (2015年8月18日 0時) (レス) id: cb01b25ab1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白蓮 | 作成日時：2015年7月29日 8時
