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廊下を進んでいく錦戸くん
手を繋いでいるからそれについていく私
横を過ぎ去る生徒達
『 あれ？あの子って .. 』
『 なんで錦戸くん？？』
ちらほらと聞こえる声
私と忠義の関係は同じ学科の皆にバレていた
から 、不思議に思っているのは多分同じ学科
の人たちだろう 。
私だって 、この状況はちゃんとは把握出来ていない
ただ 、冷たい手を温めているだけ
だけど 、普段こんな事をして
いなかった錦戸くんにしては珍しい
.
でも冷たかった手も温かくなり 、正直に言うと
そろそろ離してほしい 。
ちらっと見えた忠義の姿
一瞬だったけど 、凄く辛そうな顔だった
私はあんな顔をして欲しくないのに 。
「 錦戸くん 、もう大丈夫 」
そう言って離そうとするも離れない手
.
なんで .. ？
.
不思議に思い 、錦戸くんの顔を見るも真顔
何を思っているのかなんて全然わからなかった
いろんな声の中で ただ 、目的に向かって
歩いている 。
そんな風にしか見えなかった 。
.
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きゃちたちゃん - 更新がんばってください 、！ﾛ (2015年9月7日 19時) (
レス) id: 5d2ed0b98e (このIDを非表示/違反報告)
凛々奈(プロフ) - 更新ファイトです！ (2015年9月6日 21時) (レス) id: a549e55425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プシュケ / しゅうあ 。 | 作成日時：2015年8月31日 21時
