離れられなくて。 (ページ27)

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自分の部屋に戻って急いでドアを閉めた。

それからぼふっとベッドにダイブ。

....忠義の連絡先登録しないと.. 。

自分のスマホから忠義の連絡先を消し、丸山からもらったガラケーに連絡先を登録した。

「 ...忠義に教えておいた方がいいかな... 。」

教えておかないと誰からの電話かわからないよね。

電話しよっと。

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大『はい、もしもし..？』

「あ、もしもし！私！Aだよ。」

大「 A！？え、携帯変えたん？」

忠義にさっきあったことを話した。

丸山からガラケーをもらったこと。

これからはガラケーから電話するってこと。

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大『わかった。登録しとくわ。』

「ごめんね、お願いします。」

“ はいはーい ”と返事が聞こえてくる。

そういえば、忠義と電話するの久しぶりだな。

電話してると...忠義に会いたくなってきちゃった。

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大『なんかAに会いたくなってきた。』

「それ、私も思った！」

大『ほんまに？さすが俺らやな。笑』

「だね。笑」

二人で静かに笑いあった。

やっぱり私、忠義が好き。

こんなに幸せな気持ちにさせてくれる人は忠義しかいない。

ごめんね、章大さん。

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大『んじゃ、そろそろきるな？』

「うん。じゃ、また。」

大「 ...愛してるで、A 。.......じゃ。』

耳からは“ ツーツー ”という音が聞こえる。

きっと今、私の顔は真っ赤。

心臓の鼓動がうるさい。

「 ....ばか忠義。」

私の顔、真っ赤にしないでよ。

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