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Session 3: 青峰大輝 「うつ病の彼」 ページ3

貴 「ん?どうしたの青峰君?」


青 「いや、てか何で今日此処に来たんだよ」


貴 「ちょっと予約を入れようと思って、そして青峰君と散歩したかったしね!」


青 「!!///」


そんな純粋な気持ちで言うな!超照れるじゃないか。


貴 「ほら、行こう!」


青 「お、おぅ」


そういえば、アイツもここが母校だったよな。


最近連絡取ってなかったから今頃どうしてんだろう。


そういう事を鉄線が中年のオッサンに話してる間に考えた。


そうすると、自然とバスケをしている男子高校生の姿が目に入った。



バっシュの音。フープ。全部が懐かしい。


確か俺のこのうつ病、中学の時からだったな。



ま、今は関係ないけど。


貴 「何ぼーっとしてるのよ」


((バシッ


青 「いってーな!お前本当に女かよ」


貴 「性別的には←」


青 「((汗」


ま、どう見ても女だろ、胸が←


貴 「・・・何考えてたの?」


首を傾げる彼女。風が吹いて鉄線の前髪が揺れる。


青 「あぁ、中学頃にこのうつ病が始まったんだなってな」


ぼーっと何処かを見渡す。何をって聞かれても何もない。


青 「なぁ。俺は、治るのか、これ」


小声になりそう。弱音を吐いてる自分がいるから。


貴 「大丈夫よ。青峰君、強いから。」


強いから。



俺にその言葉は、似合わないかもしれない。


が、


鉄線に言われるとなんでだろう。



信じる自分がいるんだよな。

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∞エイターレンジャー∞(プロフ) - 最高でした。 すごく感動して、涙が出ました。 素敵な作品を、ありがとうございます。 (2015年10月21日 23時) (レス) id: b7598b581d (このIDを非表示/違反報告)
火風(プロフ) - あの、ひとつだけ質問いいですか?水戸部君の話は少し「霧雨が降る森」をイメージしてるんですか?あ、違っていたらごめんなさい。長々と失礼しました。 (2015年1月3日 0時) (レス) id: bf95e01698 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 読んでいて何処か心暖まる作品でした!精神病と聞くとちょっと重いイメージですが、見事な感動物語になっていて素晴らしいと思います!リクエストで、赤司と今吉をお願いしますm(__)m (2014年9月16日 23時) (レス) id: 9bb42d4f91 (このIDを非表示/違反報告)
凜ノ宮アリア - この作品すごく面白かったです!!話読んでて泣きそうになりました!! (2014年7月13日 15時) (レス) id: ab3b9fde5b (このIDを非表示/違反報告)
矢城 莉緒 - この作品大好きなんです! 社会人っていうところもいいですね 個人的に日向先輩が好きなのでぜひ作って欲しいです!! 楽しみに待ってます (2014年6月21日 22時) (レス) id: ca3a7a9da1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:真理リン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Marilin/  
作成日時:2014年4月21日 16時

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