人工細胞の日常！！【はたらく細胞】 (ページ3)

今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:6,828 hit

ばいばい菌だページ3

補足:守体細胞達の武器は鎌(001)や銃(038)、刀(056)など様々です。
因みにこの小説はアニメや漫画の内容をごっちゃにして出す時があるのでネタバレになってしまうかもしれません。

_______________________________________________________

「あはははは！この体は私達が乗っ取ってあげるわあ！！！」

…なに言ってんだこいつ←
現場に駆けつけると、大量の細菌達の中心に鎮座している黄色ブドウ球菌が高笑いしていた。
白血球達が今もなお交戦中で、若干こちら側が劣勢のようだ。

1146「__っ！！」
2048「っおい！守体細胞が来たぞ！！」

2048の声に気付き白血球達がこちらを向いた。

『もう安心だ！なんたって俺達が来たんだからな！！』

俺は細菌がわらわらいる中心へ飛び込み、大鎌で周りの奴等を薙ぎ払った。
他の仲間も細菌達をどんどん倒して行く。

4989「助かった！ありがとう守体細胞！！」
『お礼は後だ、先ずはこいつら片付けるぞ！行くぞお前らー！！』

ゔおーーーというとても女とは思えない雄叫びに若干ビビったが、白血球達と協力し合い、いつの間にかこちらが優勢になっていた。

「クソッこうなりゃ一旦撤退だ！逃げるぞお前ら！！」
1146「させるか！！」

細菌達に逃げられそうになったその時、軽いたくさんの足音が聞こえた。

血「お疲れ様でーす！遅くなってすみません！！」
「は、何よこのちっこいの！！」

血小板達がフィブリンで血栓を完成させた。
天使だ←

2626「もう逃げらんねぇぞ！」
「し、しまった！！！」

狼狽える細菌達を問答無用で叩き潰した俺達に駆け寄って来る足音が聞こえてきた。

赤「み、みなさーーーん！！ご無事ですかーーーーー！！？」
『赤血球、、どうした？』
赤「はぁはぁみっみなさんに、はぁお礼を、言いたくって、はぁですね！！」

大丈夫だろうか……？(･_･;
今にも力尽きそうなんだが…

赤「みなさんが必死に戦ってくれてるのに、私達は逃げ回ることしか出来なくて…」
1146「赤血球………
お前も、役に立っているぞ。………現在進行形で、な。」

へっ？という声を漏らした赤血球。
まあその後は言わずもがな、だな。
因みに俺達は血栓の外にいるため、巻き込まれてはいない。

赤「し、守体細胞さーーーん！助けてくださあああああい！！！！」
『……頑張れ★』

ご自慢のイケメンボイスで辛辣な言葉を放った俺は我ながら殺生な奴だな！
赤血球が酷いですと叫んでいるが、聞こえんなあ←