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波乱万丈なお泊まり会 5 ページ9

手「慶ちゃんのお姉さんと知り合いなの？」



あ「昔よく遊んで貰ってたからね」




にしても慶ちゃんも慶ちゃんのお姉さんも変わらないなぁ………



あれが小山家………





ピンポーン、という音が聞こえた







手「あっ、慶ちゃんとシゲだ！」




テゴはテレビを付けたまま、玄関へと走っていった



私もテゴにつられて玄関の方へ行く



ガチャっと、テゴが玄関の鍵を開けた







小「ただいま〜！」


手「おっかえりー！」





入ってきたのは、至極幸せそうな慶ちゃんと、



………あと顔が全体的に疲れてるシゲ




あ「……………そのお化けみたいな兎はどうしたの…？」


加「お化けじゃねぇよ！」





今までの鬱憤を晴らすかのように声を張るシゲ




私に八つ当たりされても！！





小「色んなところで写真撮ってきたの！見て！可愛い！」



慶ちゃんが私とテゴにスマホの画面を見せてくれた



画面を覗くと、スーパーの袋を両手で抱えて真っ赤な顔をするチビシゲがいた





あ「へぇら可愛いじゃん。よく撮れてるね」


小「でしょ！でしょ！」


加「…駄目だ…コイツらの会話聞いてたら殺意がわく」





シゲはパーカーのフードを下ろしながら、リビングへと行った





手「シゲ！何作ってくれるのー！？オレ手伝う！」



テゴはシゲの後に続いてリビングに行く


小「あ、まっすー風呂入ってるんだよね？」

あ「何で知ってんの？」


小「まっすーから連絡あったから」





まっすー連絡してたのか…

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