波乱万丈なお泊まり会 ページ5
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あ「……全然戻らない……」
色々試してみて、何をしても、まっすーもテゴもシゲも戻らなかった
手「やばいね〜もうすぐ完全下校時刻だよ」
増「このままじゃ流石に帰れない」
加「部室に泊まれねぇの？」
小「部室で泊まるのには事前に許可申請しなきゃいけないから、さすがに当日には無理だよ…」
シゲとテゴとまっすーがチビのまま帰ったところで、親御さんが絶叫するだけだ
色々事情を説明したりするのも面倒だし、学校に連絡されて騒ぎを起こされたら今後の報道部に支障をきたすかもしれない
あ「うーん、どうしよう…」
小「泊まる場所に関してなら、一つだけ解決策があるよ」
「「「「え？」」」」
私達は一斉に慶ちゃんを見た
慶ちゃんは笑って、こう言った
小「俺の家にくれば良いんだよ」
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聞けば、小山宅のお母さん(慶ちゃんは母子家庭だから親はお母さんだけ)は、昨日から出張に行った為、明後日まで家にいないらしい
慶ちゃんのお姉さんは他県で働いている
つまり家には慶ちゃんしかいない、との事だった
手「おっじゃましまーーす！！」
声高らかに小山宅に入るテゴ(小学生)
手「うわー！！慶ちゃん家綺麗だ！！！」
増「小山ん家ってこんなんなんだ」
あ「まっすーも慶ちゃんの家来るの初めてなの？」
増「俺も小山も自分の家に人をあげるタイプじゃないし」
私は慶ちゃんから貰ってた自宅の鍵と自分の通学バックをリビングのテーブルに置いた
シゲと慶ちゃんは、2人で買い出しに言った
シゲには私のパーカーを着せて兎の耳を隠して買い出しに行って貰ったけど、シゲは至極嫌そうだった
多分今の慶ちゃんと行動したくないんだろうけど、料理が出来るのはシゲしかいないので買い出しにシゲは必須だ
まぁ、私も料理できるけど………この2人だけで慶ちゃん家には行けないしね…
あ「私、一旦家に帰って自分の服とか持ってくるから」
手「いってら〜」
あ「まっすー、テゴ見ててね」
増「はいはい」
そんなまっすーは早速冷蔵庫を開けて中にあった飲み物を取って完全に我が家だけど、まぁテゴよりかはマシだな……
私は慶ちゃん家の鍵だけを持って、自宅に向かう
取ってくるのは下着と寝巻きだけなんだけどね……
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美広(プロフ) - 作者様がまだ続編を書くことができるのであれば、是非更新していただけると嬉しいです！ (11月19日 23時) (
レス) @page14 id: 0b2539d07f (このIDを非表示/違反報告)
まっすーLOVE！！ - 全部見ました！！めっちゃ面白いです！！更新頑張ってください！ (2017年6月19日 0時) (レス) id: 8dd051cdba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩菜 | 作成日時：2017年5月28日 14時
