検索窓
今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:89,495 hit

12 ページ14

.





「んで?何か最近変わった事はねえのか?」



「特に変わった事はないかな。まあ、相変わらず副長には少し疑われてるみたいだけどなんとか誤魔化してるから大丈夫」



「そうか、後は?」



「後は、仕事が結構きつい事くらいかな。沖田隊長とかと仕事してるとめっちゃ疲れるし、あの人かなりのドSだから」






今思い出しても疲れるよ、本当に

私が半笑い程度にそう言うと、晋助も鼻で笑い「ふっ、そうか」程度に聞き流してくれると思った。



だけど晋助は私の目をじっとみつめ





「おいA、俺は確かに真選組に潜入している間は姿、形、真選組隊士になりきれと言ったが、心まで真選組になりきれとは言ってないぞ。お前、自分のするべきことまさか忘れちまったわけじゃねーだろうな」







私を見る晋助の目が思った以上に怖く答えるのに少し時間がかかってしまっていると、更に晋助の表情が冷たくなったのがわかった





「わ、私がいつ心まで真選組になったのよ。忘れてるわけないでしょ、私は天人、そして天人に対して何もできないおろかな幕府を許さない、そして地球を変えるの。だから安心してよ晋助」






私はそう言いながら微笑んだ

大丈夫、
きっとこれが私の本心だ。上手く笑えてるはず




きっと...






『ギュッッ』







「少しだけだ、疑って悪かったなA」





そして気づくと私は晋助に抱きしめられていた







私はたぶん顔がものすごく赤くなっている。




それが恥ずかしくて
慌てて晋助の手を振りほどいた




「は、はい!終わり!今日はもう帰るね、また来月、同じ場所で」





「ククッ、顔赤いぞ。まだ当分の間潜りこんでもらうがよろしくな」





そう言って立ち去って行った晋助






ったくなんであの男はこんなに余裕なのよ。





私だけ恥ずかしがってバカみたいじゃん









.

13__ミツバ篇→←11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
74人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 高杉晋助   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うさぎみかん(プロフ) - ぽぴーさん» 読んで頂きありがとうごさいます(;_;)!そのようなコメントとてもうれしいです!これからも頑張って書かせて頂きます! (2017年9月11日 19時) (レス) id: 6a6f270256 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぴー(プロフ) - 銀魂の作品の中でいちばん楽しみにしています!ストーリーが面白くて好きです (2017年9月11日 19時) (レス) id: 7a194ea0a8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:うさぎみかん | 作成日時:2017年9月10日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。