41-1:ホグズミード ページ28
ドラコのせいだ。
�猖佑�一緒に行きたいのは君だ��
柄にもなく真剣な顔でそう言うものだから、真緒は酷く動揺した。
「真緒？何かあったの？」
ジニーに「何でもない」と返した真緒は布団にダイブした。
女子寮に戻った真緒は真っ赤で、ジニーは「マルフォイ絡みね」と即座に思ったが、追及はせずに放っておいた。
(きっと自分から言うでしょうね)
ジニーの予想はそう時間の経たない内に的中し、真緒は事の次第を明らかにした。
「マルフォイと行けば？」
こともなげに提案したジニーを真緒は信じられないという顔で見た。
「まさか！ドラコと？」
「嫌なの？」
ジニーの言葉に真緒はうっと言葉を詰まらせた。
(嫌というか…マジメな顔されると調子狂うっていうか…)
ジニーが真緒の心を見透かしたような顔で口を開く。
「上から目線じゃなくって、真緒と行きたいってアイツが言ったんでしょ？なら、真緒が行きたいと思ったなら素直に行ってやれば？」
「けどーー」
「意地張っててもろくなことないわよ？」
にやりと笑ったジニーは双子そっくりで、真緒はこれ以上何かいうのは諦めた。
結局、そのまま真緒は断ることも出来ずに、ホグズミードの日を迎えてしまった。
＊
��9時、玄関ホール 。 Draco.M��
果たし状みたいだーーーなどと感想を述べる余裕はなかった。
ゆるく巻いた髪の毛を下ろし、ジニーが推したニットのベージュのワンピースを着た真緒は鏡を見て、固まった。
(…これじゃあ気合い入ってるみたい…)
「とっても似合うわ」
「でも、これじゃあーー…なんだか、デートみたいだわ」
耳に付いているドラコに貰ったピアスを凝視しながら真緒が言うと、「違うの？」とジニーが聞き返してきた。
「なっ！違っーー…え、違うよね…？」
真剣だったドラコの顔を思い出して、自信がなくなってきた。
「何だって良いわ、ほら。リップくらい塗ったら？」
呆れた様子のジニーが、ピンクのリップを唇に塗り込む。
「やだ、ジニー！これじゃあおしゃれしようとしてるみたい」
「みたいじゃなくて、してるの！真緒ってば、何がそんなに恥ずかしいのよ」
「行くわよ」と真緒の手を引くジニーは相手がドラコだというのに何だかんだノリノリだ。
談話室に降りて、出くわした生徒らに「可愛い」だの「デート？」だの言われ、待ち合わせを前に恥ずかしさはピークに近くなっていく。
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M.S(プロフ) - 星ぶどう様＊また気になる箇所等あれば教えてください(^^)/ (2020年2月27日 23時) (
レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
星ぶどう(プロフ) - M.Sさん» すみません、そうですね。本当にややこしい…(笑) (2020年2月27日 16時) (レス) id: 6721536779 (このIDを非表示/違反報告)
M.S(プロフ) - 連投すみません！やはりハリーは11歳の誕生日に入学許可証を貰っていることから、14歳のようです。星ぶどう様の言われるように、9月〜1年のため、早く生まれる子は1年生になってすぐに12歳になるようです！ややこしい…笑)引き続きたのしんでいただければと思います＊ (2020年2月26日 20時) (レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
M.S(プロフ) - 星ぶどう様(*^^*)コメントありがとうございます！6年生のセドリックが17歳の年齢線をクリアしていることから、4年生の場合、14歳と15歳の生徒がいると判断しました！一度ちゃんと確認してみますね！ (2020年2月26日 20時) (レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
星ぶどう(プロフ) - 面白いです！面白いんですけど、31ページ、ハリーは７月が誕生日なので、まだ13才だと思います！英国は９月から６月までが一年間なので…。ちなみにドラコは誕生日が６月５日なので、遅い方ですね。長文すみません。更新頑張って下さい！ (2020年2月26日 18時) (レス) id: 6721536779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M.S | 作成日時：2020年2月9日 21時
