30-1:ヘンプトゥワイン ページ1
その日以降、ドラコが真緒に話しかけてくることはまたぴたりと無くなった。
助けてもらって以降、文通しているセドリックにそれを相談してみると、�狠砲了劼倭把召砲覆譴覆い海箸�あるからね�瓩醗嫐�深な返事が来て、更にに真緒を混乱させた。
「良いじゃない、マルフォイのことで悩むなんて時間が勿体無いわ」
ジニーは一蹴したが、真緒はやはりどうも気にかかった。
(いつも、どうやって仲直りしてたんだろう…)
考えてみれば、いつもドラコが歩み寄ってくれていた気がした。
ただしかし、今回に関しては何故ドラコが怒ったのかが分からない。
(上から目線って言ったから…？)
クィディッチの優勝戦を控え、いつも以上にスリザリンとグリフィンドールの対立が深まっている中で、近づくことは物理的にも難しかった。
「そうだわ！」
「なにっ？！真緒ってば、おどかさないでよ…」
「ごめんジニー」
真緒は女子寮へとばたばたと上がって、自身のトランクをがさがさと漁った。
「あった…！」
取り出したのは裁縫箱で、真緒は持ってきていたことにホッとしながら中を開ける。
「何してるの？」
「ちょっとね」
「その紐、何なの？」
「ヘンプトゥワインって言うの」
「ヘンプ、トゥ？何て？」
目を白黒させるジニーに真緒はにっこり微笑んだ。
深緑と、シルバーに近いグレー、そして薄い水色を選んでベッドの縁に結び目をくっつける。
「何するの？」
「お守りづくりよ。ジニーもやってみる？ハリーに贈る用の必勝祈願」
真緒がそう言うとジニーは真っ赤になって首を振る。
「そう？」
「…まさかと思うけどマルフォイ宛なの？」
「そのつもりだったけど…」
赤面から戻って眉をひそめるジニーに「駄目かな？」と付け足すと「ま、良いんじゃない」と返された。
ただ、全くもって良いとは思っていなさそうな顔だった。
ミサンガをお守りに渡そうと、真緒は課題を放って勤しんだ結果、無事、試合の2日前に梟で飛ばすことが出来た。
ついでに作ったお揃いのミサンガを左手首につけた真緒の元に、試合当日に現れたのはクラッブとゴイルだった。
「こっちに来い」
ジニーは今にも杖を取り出しそうな顔で見たので真緒は「大丈夫だから！」と宥めなければならなかった。
大柄なスリザリンの男子生徒二人に連れられる真緒はさながら人攫いにあっているようで、不穏な顔のグリフィンドール生に見送られながら、中庭へと連れられた。
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M.S(プロフ) - 星ぶどう様＊また気になる箇所等あれば教えてください(^^)/ (2020年2月27日 23時) (
レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
星ぶどう(プロフ) - M.Sさん» すみません、そうですね。本当にややこしい…(笑) (2020年2月27日 16時) (レス) id: 6721536779 (このIDを非表示/違反報告)
M.S(プロフ) - 連投すみません！やはりハリーは11歳の誕生日に入学許可証を貰っていることから、14歳のようです。星ぶどう様の言われるように、9月〜1年のため、早く生まれる子は1年生になってすぐに12歳になるようです！ややこしい…笑)引き続きたのしんでいただければと思います＊ (2020年2月26日 20時) (レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
M.S(プロフ) - 星ぶどう様(*^^*)コメントありがとうございます！6年生のセドリックが17歳の年齢線をクリアしていることから、4年生の場合、14歳と15歳の生徒がいると判断しました！一度ちゃんと確認してみますね！ (2020年2月26日 20時) (レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
星ぶどう(プロフ) - 面白いです！面白いんですけど、31ページ、ハリーは７月が誕生日なので、まだ13才だと思います！英国は９月から６月までが一年間なので…。ちなみにドラコは誕生日が６月５日なので、遅い方ですね。長文すみません。更新頑張って下さい！ (2020年2月26日 18時) (レス) id: 6721536779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M.S | 作成日時：2020年2月9日 21時
